※『秋山良人のエナコラム』過去の連載まとめはコチラから。

入りたい軍団はたけし軍団。あきげんの秋山です。今回は軍団がひしめくホールでピンのエナ、もしくはライトユーザーよりは知識があり、楽しみながらも期待値稼働をしているライトユーザーよりちょっと上のミドルユーザーがどう戦うべきかのお話です。

極論は軍団がいないホールに行くのが正解なのですが、住んでいる地域の都合で戦わざるを得ない状況の読者の皆々様もいらっしゃると思います。そんな皆々様のために、今回はピンがハイエナの軍団と戦う時の秋山流ハイエナ術を伝授します。

まずは大切なことは戦う相手が大所帯の軍団なのか、それとも小規模の軍団なのか、そして軍団のレベルが高いか低いかを見極めることが重要です。正直…その軍団が統率の取れた手練れの集団だった場合は秋山でも見抜くことは不可能だと思いますが、手練れは賢いので自分で軍団を作るかピンで動くと思うので有り得ないかと…。

それでは軍団の見抜き方ですが、まずはハイエナを探しましょう。こちらは至極簡単で、過度な徘徊と通路の端っこでの携帯イジリを繰り返すのが特徴で、秋山の個人的な意見なうえに同族嫌悪なだけだと思いますが、顔と態度がムカつきます。たぶんきっと向こうも秋山のことをそう思っていると思います。そして大切なのはここから、そのハイエナが軍団かどうかを見抜く方法です。

｢エナ台に座りデータ機を写真に撮りLINEしている｣方々は、親に連絡をして打ち始める末端の構成員です。こちらの信頼度はハナビ柄ぐらいあるので、1度でも確認できたら激アツ、2度や3度確認できたら確定でいいと思います。他にも、台を押さえたらいなくなり他の構成員が打つパターンなどがありますが、上記のようにすぐに軍団だと見抜けるパターンはホールにも簡単にマークされるので、ほっといてもいなくなる可能性が高いです。つまり我々が戦う軍団はもっとレベルが高くなります。｢台を押さえて離れてから連絡｣をするのは当たり前、ホールに入る時間を調整したり、金銭の受け渡しをホールから離れて行ったり、とにかく巧妙。

そんな手練れ達と戦う唯一の方法は…相手のボーダーを知る事です。

実はレベルが高い軍団ほど統率が取れているので、ハイエナボーダーが細かく決まっています。つまり…｢軍団員を把握する→拾う台をチェックする→ボーダーを見抜く｣ここまで把握すると｢軍団がいるから拾えずピンのライバルは他のホールに行く→軍団員は特定の機種のボーダー以上しか打たない→ボーダーちょい下の台や触らない機種が拾い放題｣と、なることがあります。

そして、そうなったホールで秋山がお世話になっているのが…

｢スマスロ北斗の拳｣です。ホールの看板機種で導入台数も多いうえに、リセットの甘さだけでなく、状況に応じてボーダーが変動する本機は単純なハマりだけではないので、ボーダーが決まっている構成員では期待値はプラスなのに触れない状況もあるからなのか打てる機会が多いです。さらに、ちゃんとしている軍団はボーダーもちゃんとしていて、2000円以上から打つとか決まっていると思うので、その手前の1900円を構成員が拾わないのなら、軍団のおかげでピンのライバルがいなければ…拾い放題ですよね。

いかがだったでしょうか。ハイエナは期待値が高ければ高い方が、勝率は高ければ高い方が良いに決まっていますが、ライバルがいるホールでは相手のボーダーを知る事が勝利への近道です。

これは極論で有り得ませんが、軍団の拾うボーダーが500円からだとすればそのホールで勝負はできませんが、5000円以上だったら勝負出来ますよね。ホールに行ってエナが多い、軍団がいるからいないホールを探すのも正解ですが、そのボーダーを見極めると喰えるホールが増えるかもしれませんよ。

…今回の秋山…ちょっと真面目ですね!