
はじめに
虚心坦懐の「浅学寡聞は損の元」、第62回。
パチンコ・パチスロの問題を語るうえで、避けて通ることができないのが「依存症問題」ですよね。今回は、自分ではなかなか気づけないパチンコパチスロ依存症についてお話していこうと思います。
パチンコ依存症とは
簡単にまとめると「パチンコ・パチスロをしたいという強い欲求を抑えられず、日常生活に支障をきたす状態」です。具体的には、パチンコにのめり込み、お金や時間を使い過ぎてしまう、借金をしてしまう、パチンコをやめようとしても失敗してしまう、などの症状が現れます。
また、パチンコのことを常に考えてしまい、周りの人に嘘をついてまでパチンコをしてしまうこともあります。
こんな経験ありませんか?
⑴パチンコに対する強い欲求
仕事中や授業中でも、パチンコが打ちたくてうずうず。遂には仕事や授業を休むようになってしまう。
⑵時間を忘れてのめり込み
ほんの数時間の遊技のつもりが、大事な用事等をすっぽかしてまでも時間を忘れてのめり込んで打ってしまう。
⑶金銭問題
お金がなくなるまでパチンコをしてしまい、パチンコのせいで借金までしてしまう。
⑷自己制御できなくなる
負けた日などにパチンコはもうやめようと決心しても、また、すぐに打ちにいってしまう。
⑸生活への影響
朝イチ抽選のための睡眠不足、仕事や学業への影響、借金などによる周囲の人間関係の悪化など、日常生活に支障をきたす。
⑹隠蔽行為
パチンコを打つために、周囲に嘘をつく。
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以上のようなことが当てはまった方は、依存症の可能性があります。早めに専門機関に相談に行くと良いでしょう。
2020年4月以降、治療に保険適用されるようになりましたので、3割負担で治療を進めることができます。ただ、治療には一定の時間を要するため、場合によっては50万ほどかかることもあるようです。
まとめ
15、6年昔と違って、今はパチンコで小遣い稼ぎするのは大変難しい時代です。ともかく小銭が欲しいのであれば、ネットを使って小遣い稼ぎする方が今の時代は美味しいでしょう。大学卒業時にそのまま起業できたりするチャンスだって生まれますしね。