【スロット】裏モノ機製造販売の疑いで社長が逮捕されたメーカーの今

【スロット】裏モノ機製造販売の疑いで社長が逮捕されたメーカーの今

あのメーカーは今!?⑩ 大東音響

はじめに

虚心坦懐の「あのメーカーは今!?」、第10回。


4号機以前のパチスロを遊技体験している古くからのユーザーならば、4号機時代の爆裂裏モノとして大東音響のキングガルフリズムボーイズを思い出す方も多いはずです。イメージ的には、出る台、出る台、軒並み裏モノのイメージだった大東音響。

リズムボーイズ(1998年|大東音響)
リズムボーイズ(1998年|大東音響)

今は、一体どうなってしまったのか今回は、そんな大東音響のお話をしていきたいと思います。

裏モノ販売はメーカーぐるみで社長が逮捕?

大東音響は1985年に1号機クーガーでパチスロ業界に参入しました。

クーガー 1号機 パチスロ スロット 筐体 大東音響
クーガー(1985年|大東音響)

その後も1-5号機クーガーXX2-1号機ベンハー2-2号機ゴールドベンハー、そして1990年、3号機時代となりビッグベンハー、さらに1回のビッグで1000枚抜くこと(リンク)ができた3-2号機にして「ドリームセブンJr.」の兄弟機であったマジカルベンハーを発表します。

マジカルベンハー(1990年|大東音響)
マジカルベンハー(1990年|大東音響)

1993年には4号機時代となり、当時では斬新だった音と光の完全告知機ザンガスIを発表! 虚心の記憶では、この頃から裏モノが多くなってきたイメージですね。その後もホールでは裏モノ多めだったザンガスシリアスAダブルベリーなどを発表し、遂に状態モノの代名詞的存在キングガルフが登場しました。

その翌年パピードッグ、翌々年にはリズムボーイズを発表。が、それら登場後にあたる1999年、キングガルフリズムボーイズが御上の逆鱗に触れ、不法改造機として警視庁と広島県警に摘発されてしまいました。

キングガルフ 裏モノ 状態モノ パチスロ スロット 筐体
キングガルフ(1996年|大東音響)

この流れで、風営法違反の疑いで社長らが逮捕され(後に不起訴)、「ワンワンハウスA」「リズムボーイズマスター」「リズムボーイズ」「ギンカクオー」「パニックタイガー」「マイド」6機種が検定取り消し処分を受けることに。さらに以後3年間、パチスロの検定申請が認められないペナルティーが課せられたのです。

これを不服として、大東音響は「不正改造は販売店が行った事であり当社は関与していない」との提訴し、一部主張が認められたことで「ワンワンハウスA」「リズムボーイズマスター」2機種のみ検定取り消しを免れました。

その後、2002年には大東音響から藤興に社名変更。

時は流れて2007年、約7年振りの新機種「男気祭野郎」を発売、2009年には「キングガルフ2」を発売するも奮わず、2011年、日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)を脱退し、パチスロ業界を撤退するに至ったのでした。

キングガルフ2(2009年|藤興)
キングガルフ2(2009年|藤興)

まとめ

4号機時代、裏モノと言えばのイメージの強かったメーカー。しかし、ザンガスなどは今のジャグラーやハナハナに相当する完全告知機で、今の時代なら流行っていたのでは!? とも思えるほど時代を先取りしすぎていた機種。こういうアイデアを出せるメーカーが無くなるのは寂しいですね。

そうそう、裏モノと言えばもう一社「パル工業」も、虚心の中では王道メーカーなんですよね(笑)。そちらのお話もそのうちに。

担当ライター

                   
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