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【パチンコ新台】新台は埋もれてるんじゃない、埋められてるんだ

【パチンコ新台】新台は埋もれてるんじゃない、埋められてるんだ

「信頼度90%」って昔より軽くなってない?

初代ユニコーンが5年以上前の台と聞いて愕然としたパチンコライター ジャイロ(48)がパチンコ新台について語るコラムです。

 

大工の源さんシリーズの最新作、というよりはスピンオフにあたるのだろうか。超韋駄天で悪役として登場した大龍が主役の新台「e源外伝 EPISODE OF -大龍-」について今回は語っていこう。

スペックを簡単にまとめると

・大当り確率: 1/199.5
・RUSH突入率: 25%(※下位RUSHへの突入率)
・LT継続率: 約87%
・出玉: 右打ち中1,500個 通常時300個
・タイプ: 超WIDE(デカヘソ) ラッキートリガー

こんな感じだ。ライトミドルかつデカヘソで大当りへのハードルはかなり低いがその後のLT突入はハードルが高く、そのハードルの高さがLTの出玉を保証してくれている。

演出の流れ・バランスは同社の冒険島とに近く、冒険島の「ガキィンATTACK」に相当する「BREAKING DAIRYU TIME」が大当りのカギを握る。

この「BDT」は大当りのメインとなるバトルリーチへ発展するルートのひとつだが、BDT非経由でもバトルリーチは発生するものの、大当りの期待はかなり下がる。そのためまずはBDTに突入させられるかどうかが肝心要になってくる。


BDTの注目要素は、

・赤トランクやルーレットマスがあるかどうか
・BDTそのものの演出の長さ
・VSマスをいくつ潜り抜けられるか

パチンコの演出は長ければ長いほどアツイ、のが定石。それはこのBDTでも同様だが、TOTAL信頼度90%と激熱のVSメアリーチに発展できたのならば長さは不問だ。

バトルリーチでは「極悪非道カットイン」の有無がかなり大事。相当大当り占有率が高そうだ。

ただし、VSメアでは極悪非道カットインが必ず発生する。これはVSメアの信頼度が90%で極悪非道カットインの信頼度も90%、必ず極悪非道が出るよというだけのことだと思うのでVSメアで極悪非道カットインも出たぞ! と喜ぶことは出来ないので覚えておこう。

ほかにもテロップ変化やタイトル変化もあり、これらひとつはほしいところ。

なお、VSメアで当然だが極悪非道カットインも発生しテロップも赤になったので安心していたらハズレたのだけは今でも許せない。

今のパチンコの信頼度85%や90%って本当に信用ならないよな……。

 

極悪非道!

LTを賭けた転落バトルのヒリつきは最高峰

初当り後に突入する下位RUSH「BREAKING BATTLE」はデカヘソユニコーンの下位RUSHのようなバトルパート。

ここで転落を引くまでに大当りを引ければLTという仕組みだ。もののがたりや超電磁砲のような、この手のライトミドル25%突入タイプは大体が直LTなので、25%を取った後でもう一度チャレンジをやらされると考えると、最初に言った通りLTへのハードルはかなり高い。その分がヘソの入賞率に振られているのでLTまでに使う玉数は大差ないのかなとは思うけどね。

この下位RUSHの継続率、いや一度当てるとLTに移行するので引き戻し率といった方がいいかな? この引き戻し率は参戦人数により変化するというLT3.0プラスの機能を活かした斬新なタイプ。この25%を「RUSH+参戦1人(引き戻し率約33%)」「RUSH+参戦2人(約52%)」「RUSH+参戦3人(約66%)」のそれぞれで分け合っているんだろう。1人参戦が約20%、2人以上が約80%らしい。

自分はいきなりの7テンパイで勝利しただけなので細かくは語れない(ドヤァ)。だが、7テンパイできていなかったらバトルにかかったものの重さに椅子から立ち上がるくらい興奮したのは間違いない。

 

LTにはちょっとガッカリ

でな、がっかりしたのが、LTまでモロにユニコーンタイプなんだよ。あれは超名機だがもう5年半くらい前の台だぞ?

このユニコーンタイプを超端的にいうと普段は高速停止でロング変動=大ピンチみたいな感じの台な。

それにあれはフロンタルから生還したときの気持ち良さ、絶妙な煽りガセ割合、負けても残保留に最後の希望を懸けられる非普図転落、フロンタルに行く時は即勝利以外で先読みレバブル確定音が絡まない気遣い、など色んな要素の奇跡のバランスで成り立っていたものなんだ。そしてあんな速さでどんどん1500個が積み重なるのを皆が味わったことがなかったのも大きい。初物ボーナスでこれは良いものって刷り込まれてるんだな。

ユニコーン後に出た他の転落機が奮わなかったのもLTがユニコーンタイプの見せ方でうわべだけなぞってはいるがそういったバランスは当然再現できずにロング変動=転落のピンチ、という楽しくない部分だけをしっかり再現していたからだと思うんだ。ただ早く当たれって願うだけの台ならST打つよなあ。

そう考えるとユニコーンを生み出したのはもちろん、ブルーロックのバトルもまた違った感じの転落だが楽しいしSANKYOの転落を演出する力はかなり高いわ。

閑話休題。冒険島はライフ制の転落というとても目新しいものだったのに、大龍はなぜこんなストレートな? とは思ったけど、これもしょうがないのかもしれん。

開発期間の問題もあるし、なにより今の時代は真面目に真剣に台を作っても、たいして売れないうえにどうせ導入初日から撤去までガチガチで、ユーザーに楽しさがまったく伝わらないままに人知れず撤去ってケースばっかしだ。

開発者が導入初日に打ってる人の楽しんでる姿を見たくてホールに行っても、ガチガチのド回収でげんなりしてる姿しか見られなかったら俺らがこの台にかけた数年なんだったのってなるし真面目に台を作るのがバカバカしくもなるわな。

ホールはメーカーの売り方や機械のデキに文句ばっか言っているけど、私はホールの機械運用もそりゃまあひどいもんだと思いますよ?

何度も名前を出した冒険島をはじめ、埋もれた(埋められた)神台が今年もいっぱいあったなぁ……。


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