過去の「隣に座ったヘンな客」はコチラ
チワッスあしのです。
ホールで出会った奇天烈な隣人を紹介するこちらのコラム。今回はお便りネタが枯渇してるのでニュースサイトで見つけたやべえ隣人ネタをひとつ。
読売新聞オンラインに6月14日付けで掲載されたニュースにこんなものがありました。まとめサイトなどでも取り上げられてるのでそっちでご覧になった方も多かろうと思いますが、とりあえずタイトルはこれです。
「パチスロのメダル盗もうと細工した1万円札を貸出機に入れたら…1万円札だけ取り込まれ失敗、容疑の男は逮捕」
なんだこのニュース(笑)
内容はざっくり「栃木のホールで、サンドに釣り糸つけた万券をぶち込んで無料プレイしようとした奴が逮捕された」というもの。なんと迷惑な!
恐らく犯人(容疑認めてます)の脳内での成功図は、サンドがお金を認識してカードにお金がチャージされた瞬間に流水のような動きでスッと万券を引き戻して無料プレイウハウハだぜ、みたいな感じだったんでしょう。
うんうん、わかる。わかるよ。
でもね、これ小5の男子が自販機で試すヤツなんですよね。
そしてその小5男子も「多分無理だろうな」って思いながらやって、やっぱダメでお金飲まれて終了するんです。
犯人は30代らしいので「少年の心を持ったまま」と言えなくもないんですけど、そのピュアすぎる試みで人的リソースが損滅してるホールさんや警察のみなさまにとっちゃ、助走つけてぶん殴りたいところでありましょうや。
んでまあ、せめて後追いで似たようなアホな事をする人が出ませんようにという意味で微妙に解説するに、こういった金の出し入れをする系のハードウェアは物理的なハックに対して何重ものチェック機構と、チェック機構自体が壊れたときのためのフェールセーフを備えていて当たり前です。
で、上でも書いたように、1回センサーを通したものを引き抜く、というのはハックを試みるときに全員が最初に考える事なので、特に厳密に対策してあると考えられ、実際に今回の事件でもサンドは「おいおいお札を引き抜こうとしよんなこのバカめ」と異常を感知し稼働を停止。
投入されたお金を吐き出す、みたいな余計な動作もせずにちゃんと停止した結果、「プレイも出来ないんならせめて金返してくれよ」といわんばかりにそのまま逃げなかった犯人は見事、警察により御用となったわけであります。
そしてこれ書きながら思い出しましたけど、オレが中学の頃、実家の裏手の坂道にあった某ドリンクメーカーの自販機はいい感じでぶっ壊れており、釣り銭の枚数がでたらめでした。1992年とかそのくらい。もう33年くらい前ッスわ。
例えば500円を入れて謎に100円で売ってたロング缶(ほかで買ったら120円だった)を買うと、まあまあランダムな感じで100円玉が落ちてくるんですよね。
ちゃんと400円出てくる事もあったんですけど、1枚しか出ないときがあったり、7枚くらい落ちてくる事もあったしなぜか0枚のときもあった。
1度、「何枚出てくるんだよ」くらいたくさんの百円玉が落ちてきて笑いましたけど、何百円かの勝ちだといっても中学生からするとかなり刺激的なギャンブルにほかならず。当時は500円玉が手に入るたびにロング缶買ってたもんです。
損する事もあったんですけど、期待値的には結構よくて、トータルでは多分ブラスになってたんじゃないかな。
なんにせよその不具合(?)は半年くらいで解消され、いつしかそれも記憶の彼方に。
で、しばらく経って大人になってパチスロを打つようになってからふと気づいたんですけど、あれはもしかして、ストック式だったんじゃないでしょうか。
そう。
安く売られてたロン缶を求めた客が、そこで500円か1000円出して買うたびに、お釣りのストッカーから何枚かの100円玉が払い出されるのですが、多分、そこで何らかの不具合が起き、全てを払い出す前に処理が終了してしまってたのかも。
そして、払い出されなかった玉はエラー状態になり動作を停止したままなんですけど、払い出し枚数のカウントの変数がクリアされる事もなければ、動作自体を止める事もなく。次にお釣りの払い出しのリクエストが来たら普通に目覚め、「前回の続き」から処理をしてたんじゃないかと。
つまり、めちゃくちゃ出てきた1回はたまたま前の人が1000円でロン缶を買い、しかも払い出しの一発目で不具合が起きノーマネーでフィニッシュし、オレの400円の釣りはたまたま全部払い出しが行われたプレミアムパターンだったのでは。
その場合、合計で100円玉が13枚も払い出されてるわけで、まあ当時のオレからすると「めちゃくちゃ一杯」といってよい枚数かもしれません。中学生に1300円はデカすぎる。
色々考えるにこれはかなり可能性が高そうな気がしますが、どうなんでしょうね。いまさら検証のしようもありませんが、昔はこういう事もあったんだぞと。
そう、昔は。ね。
これはもはや四半世紀以上も昔の話ですが、当時はこういうソフト由来なのかハード由来なのかよくわからんエラー実際にありましたし、ほかならぬオレ自信も体験してるんです。
が、このときでも多分ピアノ線で千円札を引っ張り出そうとするとちゃんと動作は止まってたと思います。
いいですか。今回の事件の犯人は、それくらいアホなことを試してるのであります。
ダメです。みなさん。真似しちゃ。
そして隣でそういう事を試そうとしてる人がいたら、決して自分で注意しちゃだめです。
ソッと店員さんに教えましょう。なんせ相手はピアノ線もってます。うっかり戦いになると、キュッとシメられるかもしれないので。
組紐屋の竜かよ!
はい、本日は以上! また来週!
皆様の体験談を大募集!