パチンコを打つ前に祈りましょう

パチンコを打つ前に祈りましょう

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チワッスあしのです!

ホールで出会った不思議な隣人を紹介するこちらの企画、今回は青森のロッキンポさんのお便りを紹介します。さてはマキシマムザホルモンのファンですね…?

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6年ほど前の出来事です。

カド台の5号機ディスクアップを打ってたんですが、通路を挟んだ俺の右側にハナハナがあり、そちらのカド台に髪をバチバチに染めて、たくさんピアスした兄ちゃんが座ってたんです。

程なくして兄ちゃんは立ち上がり、ガラス張りで外の見える壁の方へ。ポジション的に、シマからは俺の位置からしか見えない場所でした。

「何してんだろ?」と打ちながら目配せしていたら、ブツブツ何かを唱えつつ、二礼二拍手一礼または太陽礼拝のような、ホール内ではまずお目にかかれない奇っ怪な動きをし始めたのです。

そして最後は太陽の方向を向き、これ以上ない90度の美しいお辞儀をしながら、この時ばかりは俺にも聞こえるぐらいの大声でこう言い放ったのです。

「お願いします!!」と。

彼は席に戻り、先ほどの動きとは正反対に思えるキレイな所作で打ち始めたのですが、よくよく見ると時折、周囲にバレないレベルのお祈りポーズを挟みつつ打っていたのでした。

本来なら最後まで見届けたかったのですが、用事があり退店したため、彼のその後は分かりません。

今、幸せだったらいいな…。

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うお、やば(笑)

なんかアレですね、宗教的な雰囲気がありますな。

台にお願いする、というのはオカルトの基本なのでそこまで珍しくはないんですが、その道を極めると最敬礼までいくもんなんですなぁ。

と、バチバチのパンクスな格好にもかかわらず、「所作がキレイ」「お辞儀」「大きな声で挨拶」と意外にも育ちの良さが垣間見えるのも見逃せないポイント。

やっぱ親御さんから「ものを大切に」「出されたものは残さず」とかそういうのをしっかり教育されてるので、ものを食べる前にはちゃんと大きな声でいただきます。そしてパチスロを打つ前にもしっかり「お願いします」なんです。

いい子ですね。こうやってみると。

 

ただし数学はできない。

親の影響で八百万の神々を信仰するアニミストなので、クソ負けするのは設定がゴミなのではなくお願いが足りないからなんですよ。

なので負けるたびにお願いの声がデカくなっていってるんでしょう

こうみると何か悪くないですよね。言い方はあれですけど、裸の大将みたい。

彼もお願いすればおにぎりもらえると思ってるんで、根っこはおんなじです。

のにさく~。はなのよ~に~。

ね? なんかほっこりするじゃないですか。

格好がパンクなのもいいですね。そのうちスパイクモヒカンで店に来て「お願いします!」ってやるかもしれない。スパイク具合によっては刺さるかも知れないですね。リールの所にこう、ザクっとね。

彼は神様にお願いしただけなのに、それで出禁になっちゃうんですよ。

それで「ハイビスカスが光る所が見たかっただけなのにな」「おなかすいたな」って思いながら公園で佇んでるときに、他のホールのスタッフさんにおにぎり貰って、しばらくお世話になったあとちぎり絵を一枚を残して去っていくんです。

あの人、なんだったんだろうねお兄ちゃん。

さあな、でも、また会いたいな。

そんな感じです。

何が言いたいかというとほぼ裸の大将の解説やんけという事なんですが、実際ホールで台に向かってお願いするというのはそんな感じにみえるので、あんま大げさにやるのはやめときましょうね。

と、今週はここまで。また来いよ~大将! 大将ォ…!

 

皆様の体験談を大募集!

隣に座ったヘンな客…アナタの体験談を教えてください!

ライター・あしの氏が当コラムにて紹介させて頂く…かもしれません。

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担当ライター

                   
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