長年に渡り愛され続けている定番駄菓子の｢うまい棒｣が40周年を記念してパチンコ化。

こんな異業種コラボはまた豊丸産業さんだろうなぁと思っていたら、アムテックスさんなのね。さすがお目が高い！この勢いで他メーカーさんもどんどん異業種コラボを流行らせて欲しいね。

さて、気になるスペックとゲーム性は、役モノ×デジタルタイプで大当り確率が1/34.3。役モノをクリアすれば1回抽選を受けられ、大当りすれば1500個の当りが3回保障されて4500個。

最近のデジパチにありがちな残念大当りが一切ないのが魅力。また、残保留の4回転で毎変動1/2.2の抽選が受けられ、当たる毎に1500個追加！

よって、4回とも当たれば最大10500個の払い出しが受けられる。本家うまい棒にもないオマケ付きだ。つーか、オマケで貰える玉の方が多い！（笑）

そして、役モノ内は非常に空間が広く、可動役モノもたくさん付いているのでとても賑やか。役モノ内に入った玉は、上段の役モノ群をクリアし、下段にある回転体(タコ)の9個の穴のうち3つの赤い穴に入れることができればデジタルが1変動する仕組みだ。

そこで気になるのは、役モノ内確率。飛び込んだ玉がどれくらいの割合で1回転するのか。そのあたりを調べながら実戦してきた。

まず、初日。データとして、

役モノ突入数-上段突破数-下段回転体突破数(回転数)

の3つをカウントした。千円毎に分けてカウントしていくと、

16-2-2
17-5-3
17-5-0
18-4-2
12-2-0
9-4-0
22-5-1
19-4-2
27-8-3
10-2-1

集計すると1万円で166-41-14

役モノに入った玉はやや少ないような気もするが、回転体も見た目通りほぼ3分の1になり、14回転変動した。これならば、悪い勝負はしていないはず。続いて2万円目。

23-5-2
23-5-0
23-7-2
27-6-3
18-4-1
18-3-0
18-6-4
18-2-1
17-4-1
22-4-0

2万円目を集計すると207-46-14

2万円分の合計は373-87-28

役モノ内に入ったペースは18.65個/千円。回転体は1/3.11とまずまずで、役モノ内確率は1/13.3。つまり飛び込み平均13.3個につき1回転しているということ。これなら大丈夫なはず！

ちなみに、千円毎の数値を掲載したのは、数千円くらいではまったくと言っていいほどその台が優秀なのか分からないということを知ってもらうため。

2～3千円で1回転も回らない時もあるし、逆に千円で3～4回転する時もある。千円あたりの回転率が1回転前後のような、本機のような餃子の王将タイプは、だいぶ把握に時間が掛かるものだ。

続いて3万円目は、
178-33-10

4万円目は、
199-38-11

5万円目は、
192-49-15

5万円分をトータルすると、
942-207-64

千円毎どころか1万円毎で見ても最低10回転、最高15回転と1.5倍もの差がついている。

役モノ内に入ったペースは18.84個/千円。回転体は1/3.23と3分の1には5個不足。役モノ内確率は、1/14.7と落ちてしまったが、千円あたりの回転数は1.28回/千円と勝負にはなる性能と判断した。

つーか、当たれよおおおぉぉ！！！！！

ということで、この日は約2倍ハマリとなる64回転ノーボーナスにて50000円のマイナスとなった。

日をあらためて2日目は投資2万円分で、
403-91-27

役モノ入賞ペースは、20.15個/千円。回転体は、1/3.37と3分の1には3.3個不足。役モノ内確率は、1/14.9で、回転率は1.35回/千円。大当り無し。

3日目は投資25000円分で、
506-125-39

役モノ入賞ペースは、20.24個/千円。回転体は1/3.21と3分の1には2.7個不足。役モノ内確率は、1/13.0で、回転率は1.56回/千円。大当り無し。

なんと3日合わせて130回転当たらずという洗練を受けてしまう。都合9500本ものうまい棒が買えたというのに……。

ちなみに液晶演出はうまい棒らしく｢○○味｣という表記で7種類のモードが存在する。その中から自分が選んでいるのは｢開封味｣ 。うまみちゃんがうまい棒を開封出来たら大当りなのだが、まぁハズレの瞬間の腹が立つことといったらない。

他の種類のモードとの時間調整もあって、演出発生タイミングも終わり方も適当な感じがイライラを増幅するのだが、一度当てるまでは変えないぞ！とムキになっている最中だ。

基本的に変動が長ければ、他のモードにて高信頼度の演出が出ている可能性が高い。これまでに数回ほどか、1変動にて3回開封演出が起こる場面もあったが、もちろん大当りには繋がっていない。とはいえ期待度は高そうだ。

何にせよ、このままでは終われないので、どこかで逆噴射を狙っていきたいし、その報告もしていきたい。

最後に、長文でありながら、まったく右打ち時の話が出てこなかったことをお詫び申し上げます。