※『秋山良人のエナコラム』過去の連載まとめはコチラから。

期待値が自分のボーダーを超えなければ触れない期待値依存症の秋山なので、新台などは触るのは稼働が落ち着いてからになりがちです。

普通のライターさんであれば新台の「スマスロモンキーターンＶ」や「Ｌラブ嬢3～Ｗご指名はいかがですか？～」「Ｌリングにかけろ1Ｖ」などのコラムが楽しめると思いますが、今回はちょっと前に話題になった「スマスロ劇場版 魔法少女まどか☆マギカ［前編］始まりの物語/［後編］永遠の物語ｆ-フォルテ-」を何回かハイエナしたので想いを綴ります。

本機はあの名機の後継機的な雰囲気だったのでユーザーはフリーで入ったヘルスぐらいドキドキしていたはずです。ところが導入してからの顛末は言わずもがな…。正直、秋山的には触ってもいないのでSNSを賑わせていた騒動にもただの傍観者になっていました。あくまでも秋山個人の意見ですが、設定⑥を何度も打って面白くないのであれば秋山だって「なんじゃあ～この台！クンロク入れたろかい！」となりますが、初打ちや低設定だったのであれば嵐ばりに「Take it so so」で時期尚早だと思います。

ここからはもっと秋山個人の見解ですが、様々な要因がある中で人気になる機種は「低設定でも面白い台」だと思います。そもそも、ホールに設置されているパチスロ台の98％以上が低設定なので、簡単に打てない設定⑥がいくら面白くても打てる人は限られますし、その面白さが全ユーザーに伝わる可能性は低いと思います。さらに低設定でも面白い機種は「上ブレの可能性が近くに感じられる台」が多いのが特徴で、低設定でもラッシュに入れば何とかなると思える台がそれです。

簡単に言えば人気の「甲鉄城のカバネリ」は最悪1000G回せば楽しいATを打てますが、やらかさないと何千ゲーム回しても楽しい上位ATに辿りつけない機種もあります。ユーザーの多くがお金を気にしないで打てるのであれば、後者でもゴリゴリに動くと思いますが、前者の方が多いわけですからハードルの高い機種は厳しいのは自明の理ですよね。ただ、後者でも高設定の投入率が高いホールは、ハイリスクですがリターンに夢があるので稼働が高く人気もあるので一概には言えませんが…。

そんな上記のような事を考えている秋山が「スマスロ劇場版 魔法少女まどか☆マギカ［前編］始まりの物語/［後編］永遠の物語ｆ-フォルテ-」を実際に打った感想ですが…

高設定を打った可能性は低いので、そこは加味せずに言いますと「やっと辿り着いた舞台装置の魔女で泣きそうになる」「通常時もAT中も4択で泣きそうになる」「やらかすまでのハードルが高そうで泣きそうになる」の三本です。前作もそうでしたが、チャンスが少ない低設定でやらかす可能性が低いのはハイエナ的に厳しいです。

今の仕様でも「もっと天井が浅かったら」「ATへのハードルが低かったら」もう少し浅いゲーム数から期待値が出るので低設定でも稼働は上がったかもしれませんが「パチスロ傷物語 -始マリノ刻-」みたいに朝だけしか動かないのはホール的に厳しいと思うので一概には言えませんが…。もちろん、数値などを見てみると高設定ならば楽しく打てるんだろうな～と思うので、適正台数が導入されて全台系などの対象になっていたら人気になっていただろうな～と秋山は思いました。

さらに言えば、減台されて適正台数になったら設定狙い的には狙い目の機種になるかもしれませんね。

最後になりますが、ハイエナ的に「スマスロ劇場版 魔法少女まどか☆マギカ［前編］始まりの物語/［後編］永遠の物語ｆ-フォルテ-」は全リセ店ではなく据え置き店で宵越しの天井狙いが有効です。

減台されてリセットされなくなってからが美味しい機種なので、データチェックは必須ですよ。秋山はこれからお世話になる予定です！