【パチスロ】隣に座ったヘンな客【オカルト攻略編】

チワッスあしのです。

パチ屋で出会った奇抜な隣人をご紹介するこちらの企画。

今回はまずペンネーム「パチやん」さんからのお便りをご紹介。

こんにちはパチやんさん！

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いつも夜だけ花の慶次(上に大きなパネルのある台)を打ちますが、時々大当たりすると隣りに若い子が座ってきて何故か当たりを出してきます。

若い子なので携帯をずっといじっていますが変な攻略法でもあるのでしょうか？

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なるほどなるほど。

上に大きなパネルがある台ってことは「真・花の慶次3」かな？　

筆者が知らんだけかも知れませんが、今のところ特に攻略打法の発覚やらバグ等の話は聞いてないので、おそらくは「たまたま」だと思います。

しかしたまたまとはいえ、隣のオスイチというのはこっちがクソハマりしてる時に限って起きがちな事でもありまして、「お前なんか悪さしとんちゃうん？」みたいな疑心暗鬼になる気持ちもよくわかります。

なんもねぇとは言え、筆者がガランとしたホールを好むのもまさにそれがあるからで、つまりたまたま隣ですぐ当てられると、めちゃめちゃ気になっちゃって自分の台に集中できなくなっちゃうんですよね。

ちなみに「ハマってる人の隣は当たりやすい」というオカルトも過去存在しました。

これは「ホルコン攻略」という詐欺丸出しのニセ攻略法が謳ってたもので、内容としては「ホールの出玉は謎のコンピューターにより操作されておる」というそもそも間違ってる理論を下地に「シマや機種単位で操作されてるに違いない」という推論をブッ建て、「ならばハマってる台の隣は出やすいに違いない」みたいな結論に至るという、もはや砂上の楼閣の上にのっけたミカンみたいなグラグラの「オカルト」でありました。

無論、そんなもんが効くわきゃァありません。

ハマリ台狙いと波理論

筆者の知り合いにも「台の当たりはあらかじめ決められてる」あるいは「誰かが決めている」と信じて疑ってない人というのは結構います。

若い頃はそういう人に「いやいや、パチンコというのは…」みたいな感じで解説し、あわよくば宗旨変えを促してたんですけども、もう流石に筆者も40代になったし飲みの席でヘンに角を立てることもなかろうと「あー、あの店なんかやってますよねぇ」みたいな感じで受け流す術というのを覚えました。

でもそれはあくまでも「知り合い」が「パチンコ屋以外の場所で」そういう事を言ってる場合に限ります。

これに関しては今でも忘れられない体験というのがあって、それが5号機の初期。

「アイムジャグラーEX」が出てしばらくしたタイミングだったので恐らくは2006年～2007年の話です。

行きつけのお店に「ハマり台の隣は出る」という攻略法を実践しまくってることで煙たがられているお婆さんがおりました。

本人は非常に人懐っこい性格をしており、弾けんばかりの笑顔でとても楽しそうにパチンコを打つ人だったのですが、だからこそこっちがクソハマってる時にわざわざ隣に移動してきて楽しそうに当てられた挙げ句、笑顔で「ありがとう」みたいな事を素で言われるとドス黒い邪悪さみたいなのを感じたものであります。

んでその婆ちゃんはなぜか5号機の「ジャグラー」でパチスロに目覚めたらしく、んで例によってハマってる人を見つけては隣で打つというのを繰り返しており、ある時筆者が800くらいハマってる隣でそれを喰らい、マジで2ゲームくらいで当てやがったんですね。

そんでいつものように「ありがとう」と謎にお礼を言われた上、「悪いけど、揃えてくれませんか」とお願いされ、なんか釈然としないままレギュラーを揃えるとナゼかムッとしてちょっと嫌味を言われるというハメ技みたいなコンボを決められるや、筆者は大変困惑してしまいました。

んで流石に合算がクソ化したのでこの台はもういいやとぶん投げ、背中側にあった「美川さそり座のサラリーマン」に移動を敢行。

そしたらその婆ちゃんがなぜかビタっとくっついてまた隣に座ってきてジャグラーのレギュラー分の出玉で見事ボーナスを当てるという、ボートレースにおけるツケマイみたいな立ち回りをキメられました。

さらに、筆者じゃなくて別の人にボーナスの目押しを頼んでビッグが揃った刹那、チラッとこっちに「坊主、こうやるんだよ」みたいな感じの視線を送ってきたのを筆者は見逃さず。

このあたりで、完全に心が負けました。

まあ多分、ほんとは筆者と仲良くしたかっただけだと思いますし、そんな程度でお年寄り相手に怒ったりはしないんですけども、「なるべくこの人が居ないお店に行こうっと」とはマジで心に誓いましたね。