レース映像はコチラ。

＜競走結果＞
2車単　3-2　1,260円(1番人気)
3連単　3-2-9　3,880円(2番人気)

意外な展開でした。

専門誌（新聞）等、大方の事前予想では、⑧眞杉選手は「死に駆け」のド先行。そこから番手発進濃厚となる①平原選手が大本命で、そこに食い下がる②郡司選手、⑦清水選手のラインと、その他単騎勢がどのように抵抗を見せるか、という感じだったかと思います。

自分もそんな見立てでした。

しかし、⑧眞杉選手が先頭を走る関東ラインがスタートの位置取りで中段を取った時点で「おや？」と。そこは先行の取る位置じゃなくて、カマシ、まくりの取る位置なのでは？？？と。

この集中連載の初回にちょこっと書きましたが、競輪はスタート直後の位置取り合戦でできた「並び」が非常に重要です。打鐘前後での仕掛けやすさに、位置と戦法で有利不利があるからです。

で、案の定、②郡司選手に蓋をされ（外併走されて仕掛けさせてもらえない状態が続く）、⑧眞杉選手はバタバタ動くに動けずパニック状態に。この間に⑦清水選手は先行体勢に入り、⑧は引くに引けないまま後退。①平原選手も合わせて後退してTHE END。

本命②、対抗③、連穴⑨と予想した自分的には、この打鐘後2センターの時点で的中を7割確信。あとは⑦清水選手がどこまで持つかが焦点に。

結果、最後の直線⑨佐藤選手の猛烈な追い込みに一瞬ヒヤッとした（1着⑨だけ買ってない）ものの、狙いの3車でズバッと決まって3連単大当り！

オッズ的に安いところになっちゃいましたが、G1決勝は車券がたくさん売れてオッズも割れるので、それなりの配当になってくれました。

これ、すごい大事です。専門誌（新聞）だけだと掴めないコメントのニュアンスが、映像だとよく分かります。自分はYouTubeで東スポさんのやつを見ました（コチラ）。

ここで⑦清水選手は「何でもして」「全日本（今年3月のG1全日本選抜）のとき何もできなかったんで、何とかこう、、、ごちゃごちゃさせたいなと思って」と宣言していました。

これはつまり、「普通に走っては展開有利な関東ラインの①平原選手に負けるから、自分がかき回してでもレース展開を作る」と読み取れます。

この可能性に気づけていれば、妄信的に関東ラインから買うことに疑いを持てたと思います。

自分の前日予想は以下でした。

◎　②郡司選手　虎視眈々と足を溜めて溜めて爆発のまくり追い込み

〇　③松浦選手　⑦に前々動いてもらって行けなくなったら自力発動

▲　⑨佐藤選手　②に勢いをもらって。最終4コースで内が開けばチャンス

×　⑥松岡選手　③の後ろか⑨の後ろで打鐘を迎えるなら。穴目予想

キーマンは⑦清水選手

23-239-2396　8点　300円×8点=2400円

大穴の⑥を拾っていながら、大方の大本命①を完全に飛ばして考えています。

これは、競輪ならではなのですが、最強のラインをつぶすために、（事前の話し合いor結果的に）他のラインが連携して対抗する、ということがあります。

今回のレースで言えば、⑧に蓋をしてまともに競走させなかった②と、腹を括って先行したキーマン⑦が、結果的にチームのようになって関東ラインをやりこめた、と言えるでしょう。

5/6(3日目)　投資3000円　回収0円　収支−3000円

5/7(4日目)　投資5200円　回収0円　収支−5200円

5/9(最終日)　投資2400円　回収11640円　収支＋9240円

合計　＋1040円でした!!!