
チワッスあしのです。
パチンコ・パチスロにまつわる答えの出ない疑問になんとなく形を与えるこちらの企画、今回のネタは「どうみても今の機種って過去イチ荒くね?」というもの。
アイアイ。これはもう今現在パチンコ・パチスロを打つ人の大部分がそう思ってることだと思います。
思い起こせば6号機もP機も最初は「機械性能を抑えて長く遊べるようにする」とかそんな感じで説明されてた気がしますけど、蓋を開けてみりゃスロもパチも過去イチで機械性能がギャン尖りしちゃってまして、「だったら5号機で良かったじゃんかよ」「CRのまんまでよかったやんけ」みたいな気がどうしてもします。
んでこれ、いま極端に機械性能が尖ってる原因って、2018年~2022年くらいの間にホールが死の危険を身近に感じてた影響だと思います。
なんせたった4年の間にホール数が1万軒を割り込むどころか7500軒を切るスーパーハイペースで減りまくったのがこの時期であって、この時期にパチンコやパチスロをヤメた人、というのはマジで多い。というかライターさんもここで引退者が続出しましたよね。
最近はスマスロとLT機のお陰でなんとなくユーザー数が盛り返してきたみたいな話も聞きますけど、これこそが「死にかけたから機械性能を上げて客を呼び戻した」ということであって、いまのスマスロとかの性能が死ぬほど尖ってるのは単純に「パチ屋(メーカー含む)の本能としてそういう風になった」というのが実情だと思います。
で、もちろんこれは誰がどうみたって出る杭がポコポコ出てる状態でして、そのうち叩かれるのは明白、というかそういう話もちょいちょい噂にはなってるようですけど、そんな感じで行き過ぎた性能で怒られてまた全体がシュンとなるまでがワンシーズン。
そこからまた「やべえ」となって探り探り機械性能を上げていってちょっと盛り上がって怒られる。禍福は糾える縄の如しであります。
オイラが打ち始めたのは4号機中盤くらいなのでそれ以前は知りませんが、そこから考えてもこのサイクルが何回も繰り返されてます。多分シーズン7くらいか今。プリズンブレイクですわ。
なので時期によって機械性能がマイルドになったり荒くなったりするのはただの風物詩なんですけども、ただ今回の機械性能のブチ上がりっぷりは想定外でして、これは今後のパチスロの歴史のなかでも4号機の爆裂AT機と並んで物議を醸すことになるんだろうなと思います。
十年後くらいは「スマスロの序盤は頭がおかしかった」みたいな感じで語り継がれることになる公算はかなり高いですし、その時にはいま打ってる若者も4号機おじさんの気持ちが分かることでしょう。
「今のオッサンはスマスロ爆裂時代を美化しすぎ」みたいな感じでスレも立つし「スマスロの6で負けるヤツはいなかった」みたいな感じで話を盛るヤツも出てきたりして、そういうのを含めて歴史は繰り返すのであります。
というわけで本日のテーマである「どうみても今の機種って過去イチ荒くね?」に対応する答えがコチラ。ドン!
おっしゃる通りでございます。
身も蓋もないけど間違いない。なんで規制に次ぐ規制の結果いちばん荒くなるんだよ! というのは置いといて、やっぱイビツだよなぁこのビジネス。
と、今週はここまで! また来週!


