チワッスあしのです！

ホールで出会った奇抜な隣人を紹介するこちらの企画、どうも前回の記事で書いた「昔のパチ屋はヤバかった」みたいなネタが読者諸兄の琴線に触れたようで、お便りがたくさん届きました。やったぜ！

せっかくなので今回は「チキチキ！みんなで語る！昔のパチ屋のイカれ具合」と題しまして、皆様の思い出のエピソードを可能な限りご紹介したいと思います。

記事の長さの都合上、お便りは一部略したり勝手に書き換えたりしてますが許してチョンマゲの方向でお願いします。

まずは東京都にお住まいの「おっ3」さんからのお便り。もうちょいで還暦のアニキです。

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高校3年生の1月頃、毎日地元の小さなパチンコ屋に行っていました。

当時は羽モノ全盛期で可愛く遊ぶことができました。小さい箱いっぱいで1500円になったことは覚えています。

毎日通うと顔馴染みの方が増えていきます。ほとんどがご年配の方々でしたが皆様本当に親切にして下さいました。

店に来た私を見つけると、◯◯君この台をやってみなさい、きっと出るわよ…などと教えてくれたり。

そこで私は人の繋がり、人の温かさなどを学ぶことができました。あのおじちゃん、おばちゃんたちは今でも元気かなと思い出しました。

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このコーナーは基本的に「やべえやつに絡まれた」とか「すげえやつが居た」みたいな話が来るので、お便りを読んでるこっちもなんてこったみたいな気分になるのですが、今回めずらしく「ちょっといい話」が多くありました。

多分「アース打ち」とかそういう単語がおじさんたちの脳裡から過去の思い出を引っ張り出し、そんでもう思い出してるほうも落ち着いた年齢なので、何かいい感じの思い出が優先して出てきてのかもしれませんな。

しかし箱いっぱいで1500円。そのくらいでいいですよねパチンコ。牧歌的なり。ありがとうございました。

次は山口県の「亀仙人」さんのお便りをどうぞ。還暦オーバーの御大です。

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アース打ちで3台並び独占して、対面台の椅子3台に寝そべって計6台での遊技が有りましたね。

チンピラ店員さんも、黙認。

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あ～いいですね。これ若い人はピンと来ないかもしれませんが、一人で6台を同時遊技してるってことですからね。玉の射角を調整したらあとはほっといて寝そべって待つ。

もはや太公望の寝釣りみたいなもんですよ。

今はもう見ることができませんが、過去のホールではホントにこういう光景を見ることが出来たんですな～。

続いて大阪府の50代「コペン」さんもアース打ち関連の話ですが、寝釣りではなく…。

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35年前になりますが大阪市福島区のパチンコ屋で、当時掛け持ちで打つパチンコ好きのおじさんがハンドルを固定して犬が打ってました。

さらにフィーバーしていてもう笑いまくりましたよ。

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ワハハ。ただアース打ちするだけじゃなくて一応生き物を座らせとくのがさすが大阪って感じがしていいですね。

今じゃ考えられねぇ度が一番高いのはこのお便りかも…的な一通でした。

さあ続いて東京都の「じー」さんは今回の最高齢。なんと70代の大先輩です。エピソード拝読します！

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玉ちゃんファイトがあった時の話ですが、2台隣の若い兄さんが鳴くたびにスタートさせていて何かおかしいと思い、見ていたら左手を画面に押し当てていました。

手のひらに四角い物を隠して、多分強力な磁石だとおもいます。

もちろん店長には報告しました。

その日帰ってしまい捕まえられなかったのですが、3回目にゴト行為の現行犯でつかまってました。店長の迫力ある行動が今も目に焼きついています！

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でた！　磁石ゴト！　これ実は未だにあるそうですよ。

ただ今は磁気センサーみたいなのがついてて遊技がストップしたりするそうです。たしかね。

違ったらすみません。

オレも散々ヘンな人を見てきましたが、磁石をくっつけてる人は流石に目撃したこと無いなぁ。

もしかしたら昔はちょいちょい目撃できたのかな？　なんにせよ貴重な経験ですな～。

続いて愛知県の65歳「だーびーものがたり」さんのお頼り。名前が攻めてるなぁ。これだけで歴戦のパチ打ちであることが分かります。

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今から４０年くらい前。

パチ屋の店員さんと仲良くなってよく雑談とかしてたんだけど、ある新装開店の日にゆっくり店に行ったら、その店員さんが台取りをしていてくれていた。

好意はありがたかったけど、さすがにコレはまずいんじゃないの？　と、おそるおそる打っていた。おおらかな時代でした。

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断った、という話かと思いきや打つ話だった（笑）

これも今じゃありえない話ですけど、パチンコが娯楽の王様だった時代はこういう「人のつながり」みたいなのがもっと濃厚だったんでしょうねぇ。いい話です。

次！　京都府の「スロんカス」さん48歳のお便り。48でも超若く見える不思議。

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負けが込んでいたのか、上皿にワンカップのお酒を流し込んでいたオバチャンがいましたね。

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シンプル！　でも一番迷惑！　コーヒーを流し込む、みたいな話はちょいちょい見かけますが、ワンカップは前代未聞。そもそも酒飲みながら、というのも今はまず見ないんですけども、たしかに昔はビール飲みながら打ってる人とか普通に居ましたねぇ。

ラストは北海道の「ちえりん」さんのお便り。女性なので年齢は伏せますが筆者よりもアネゴです。

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20代の頃は彼氏が建築関係で、地方に行く時に一緒について行って、私はホールでスロットしながら待ってました

その頃ってスロットしてる女子が北海道の田舎じゃ全然居なかったし、客はおじさんやおばさんばっかだったので『息子の嫁になって』って謎のお誘いも多かった。

北海道の地方のホールは設定も甘かったのか大勝ちするし（等価交換だったのもあって）最高でした。

店員さんもコワモテ多かったけどみんな優しくて良かった。昔の等価交換・万枚出したのが楽しい思い出です。

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はい、最後もほっこりエピソードでシメ！　

こうやってみると結構パンチがある話が多いのに、「昔のことだから」ということでだいぶマイルドに見えるというかむしろちょっといい話に思えてくるから、時間ってのは不思議なものですね。

今回は長さの関係で全部のお便りは紹介出来てないのですが、機会があったらまたこういう回をやりますので、懲りずにお送りください。

以上！　ありがとうございました！