※『秋山良人のエナコラム』過去の連載まとめはコチラから。

ハイエナクソ芸人である秋山のこのコラムを読んでいる男性の皆々様なら分かると思いますが、大人のお店には写真が貼っていることがあります。秋山が目撃したのはかなり前ですが、パンツ一枚で正座しているおじさんの写真でした。これが何を意味するか分かりますよね？ そうです…ハウスルールから逸脱した不埒な輩が成敗された写真です。お店に入ってくる猛り狂った猛者達もその写真を見て我に返り、ルール内での浮世に興じてキレイに遊ぶための人身御供になっているわけです。

ということで今後はパチンコ店でのマナー違反にはこのレベルの対応を…とは言いませんよ。極論過ぎますからね。ただ、昨今のパチンコ･パチスロユーザーのマナー違反はちょっと度を超えていると思います。ということで、今回はとあるホールの店長さんとハイエナとマナーと出禁をテーマにディスカッションした時のお話です。

秋山がそのホールを訪れた時にビックリしたのはハイエナの多さと存在を隠そうともしない軍団の打ち子達です。

台を見つけるまで徘徊をしつつけるエナーキング･デッドはもちろん、怪しいシマでは歩くスピードを落とすスローなエナにしてくれ、さらにはシマの奥にある席に座り待機する忠犬エナ公の使い手までいました。しかも、彼らは座ると携帯でデータを撮り、LINEを送りゴーが出ると打ち始める機械的な動きをしているので、王に仕える従者であることは明白です。何なら隠そうともしていないので、秋山が後ろを通る時に、そのLINEグループ名まで見えていました。ウケる～。

もちろん、秋山だって同じハイエナです。ただ、ホールさんと一般のユーザーさんへの配慮は忘れません。なぜならば…そこで喰わせていただいているからです。この感覚があるかないかが秋山的には相当重要だと思っています。これがあれば上記のようなマナー違反はしませんからね。ちなみに、店長さんは全てを把握していてマナー違反のエナには厳しく対応していくみたいなので、一般ユーザーの皆々様には居心地の良い空間になると思います。

いかがだったでしょうか。ハイエナの話だから関係ないと思う方もいるでしょうが、実際はハイエナとか設定狙いとか一般ユーザーとかは関係ありません。

どんな方でもマナーの悪い立ち振る舞いをしていればホールさんに把握され、何らかの対応をされる可能性がありますよ。我々が思っている以上にホールさんはユーザーのことを把握していますからね。ちなみに、今回のディスカッションで秋山が一番驚愕したのは一般ユーザーからの苦情より、専業からの苦情の方が多いということです。

掛け持ちや張り付きはもちろん、打ち子を使った軍団行為をしておきながら、同じホールのライバルを蹴落とすため店員さんに苦情を入れる方や、本社に電話する方もいるみたいですが、残念ながらそれはライバルをチクると同時に貴方の存在も把握されているので一緒に対応されるだけです。これはハウスルールというより、人としての常識すら逸脱する行為だと思うので、勝てば何をしてもいいというジャギ的発想は危険ですよ。もちろん、どんなにマナー良くしていても鶴の一声、店長の気まぐれで出禁になることはありますし、出禁にする権利を持っているのはホール側です。

ただ…我々ユーザー側がマナーを守っているなら理不尽な出禁は勘弁してほしいですよね…。

最後になりますが、規制が厳しくなるのは少数の逸脱したバカのせいです。これはパチンコ･パチスロだけではなく、転売など全てそうだと思いますが、提供側と提供される側、両方が逸脱しなければ新たに規制されることはないと思います。秋山に出来ることはありませんが、防衛策になるのなら秋山がパンツ一枚で正座している写真を提供しますので、ハウスルールの横に貼って下さい。もちろん、ハウスルールはハウスルールで過度な内容は止めてほしいです。

※芸人秋山としては、ここにパンツ一枚で正座している写真を貼るべきなのですが、コンプライアンスを考慮して諦めました。