今回の更新は「永浪篇第十七話」

永浪の真髄に迫ったインタビュー企画【ガチプロの真髄】
立ち回り編
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関東地方は梅雨明け間近だからか、天候が不安定のまま気温の上がる日が多くなってきた。今朝も雲が重い空の下、額に汗を滲ませながら朝の抽選から参戦した。

狙い機種はまたしてもの『Pうまい棒』(以下、うまい棒)。旬でもなんでもない機種の稼働を何度も書くのは気が引けるが、今回はシマ移動直後というちょっとだけ面白い状況なのでご勘弁を。

さて入店してうまい棒のあるシマへ行ってみると、前日打った狙い台は空いていた。無事確保して釘を見てみると据え。昨日は夕方に用事があってやめたのだが1.7/1000円くらいの回りだった。これはどう考えてもウワムラなのだが、それでも厳しい現状を鑑みれば座っていられる台だとは思われる。

早速打ち始めてみると、やはり昨日は出来過ぎだったのだろう。2万円分入れて回った回転数は24。

これはまあ下ムラなのだろうが、ヘソ入賞個数も減っているのは少し気になるところ。

それでもマイナスは5%程度なのだが、昨日からそもそもヘソ入賞個数の少なさは気になっていた。

この店のうまい棒は今回で5回目のシマ移動だと記憶しているが、今の回りだと、その中で一番良かった台のヤクモノ確率だとしてもギリギリ足りるか足りないか。盤面に突き刺さる釘を舐るように見てみるが、しかし違いを感じることは出来ず。

それに加えて中々当たらない。いや、たいしたハマりではないのだが、現金ボーダーに満たない回りで1万円札を何枚も入れ続けるのは辛い。

しかし見た目に異変を感じられない以上は、やめる理由もない。過去データからの累積で足りないなと思えたらやめるが、まだギリギリなんとかなると思えるので、やれることと言えばハンドルを握って金を入れるだけだ。

ろくに回らずうんともすんとも言わなかった台だったが、貯玉2500発に加え一万円札の5枚目を入れたところで突然当たった。常に告知モードなので、僕のうまい棒はいつも突然に光り出して当たる。

この当りは4連チャンで終了。心許ない出玉ではあるがとりあえずは助かった。まだこの先はどうなるのかわからないが、現金投資に一区切り付いてホッとする。

このあとは人もとい…台が変わったかのように回り出す。まあそれは少し大袈裟な物言いかもしれないが、3500発程の出玉で25回転で当りを射止める。これは5連チャン。

ちなみに今回は無かったが、フルに7連チャンするとヤオキンコンプリート画面が出てくる。これはキッチュでいかにもパチンコらしく、演出に興味が薄い僕もこれは好きだ。

合わせて9000発程の出玉を得て一安心していたのだが、うまい棒の前ではこの程度の出玉は2時間くらいで無くなってしまう。結局またしてもの現金投資となる。しかし今回はそれほど深くならなかった。ちょうど1万円札を使い切る寸前に当たる。

このあとはもう玉が呑まれることもなく適当に当り、回りもまずまずな数字に落ち着いたまま稼働出来た。僕の定刻である21:30過ぎに終了。打ち込みは38000発。

今回はもう2年前に出たうまい棒ということで新しい話は特にない。しかしシマ移動というものはパチンコにおいて、たまに新しい息吹きを吹き込んでくれたりもする。

デジパチでもステージのクセなどが変化することがあるので、ステージ依存度の高い機種などはチェックが必要だろう。そして特にアナログ要素の強い機種は注意が必要、且つチャンスでもある。

ネカセの見た目が同じだとしても、そもそも違うシマのフレームが全く同じとは限らない。機器を使ってチェックしていない以上は、同じくらいに見えたとしても、しばらくは注目しておいて良いだろう。

今回はシマ移動に加えて台の並びもシャッフルしていた。これも製造番号などをチェックしていたらわかることだ。A-gonのように製造番号の表示が見えないメーカーもあるが、この辺は釘の形や台のキズなのでチェックしておくと良いのかもしれない。