先日、本物のハイエナを見ました。そのご婦人の立ち姿はフェルメールの絵画を思わせる美しさで、他のエナが迂闊に近づけない空気を身に纏っていました。そして、婦人の前にいる張り付きの対象者が30％オフのシールを発行し、バーコードの上に貼り付ける度に回収してカゴに入れていました。

もちろん秋山もお惣菜の期待値稼働をしています。これは大した期待値ではないのですが、時間に余裕がある時は50％オフのシールが貼られるまで張り付きます。

このようなハイエナ行為はハウスルールが緩いスーパーだからできることで、普通のパチンコ店では厳重注意からの出禁が当たり前です。秋山も過去に一度だけ厳重注意を受けましたが、その時は定期的に通っていたホールではなく、月に2、3回ほど顔を出すか出さないかのホールでした。

1台目を終え、一周回ったところで「お客様、どのような台をお探しですか？ 当店は天井狙いやゾーン狙いなどの立ち回りはお断りしてまして…」と、店員さんに声をかけられました。

秋山も若くて血気盛んだったので「意味分かんねぇよ！ じゃあ～ハマリ台やゾーン手前の台が空いたら、もう誰も座れないってことだよね！ 狙ってようが狙ってなかろうが行為自体は天井狙いだから、分かってないおっさんとかが座っても同じ声かけして絶対に出禁にしろや！」と、心で思い「なるほど～じゃあ～あそこにある200G手前のサラ番に僕が座るのと、知らないおじさんが座るのは何が違うんですか？」と、言ってやりました。

すると店員さんは胸元のマイクを手で覆い「僕は秋山さんを知ってるんですけど、上から言えって言われまして…すみません」と、言われたので、ものすごく申し訳ない気持ちになって、すぐにホールを後にしました。

まぁ～、後日SNSで調べたら「前日の夜に凱旋のヤメゲーム数メモったら出禁にされた」などの書き込みが多いホールさんでした。これは行く前に調べなかった秋山のミスでしたね。

前置きが長くなってしまいましたが、今回のコラムで秋山が言いたいことは、出禁やハウスルールへの文句ではなく、「出禁を回避しながら効率良く期待値を拾いましょう」という提案です。

どんなに緩いホールだって張り付きや掛け持ちなどを繰り返していれば出禁になる可能性がありますし、打つ台がないからと徘徊を繰り返していれば目立ちます。そもそも、限られた時の中でどれだけのコトが出来るのだろう…というStoryを考えて下さい。稼働している時間は、当然打っていない時間も含まれます。

秋山的には嫌いな表現ですが、時給という考え方だと打っていない時間が全て無駄になっちゃいますよね。簡単に言えば、空くかもしれないと、期待値の高いお宝台に固執してそのシマの徘徊を繰り返していると、出禁の可能性を上がりますし、打てなかった時はその徘徊に費やした時間の全てが無駄になっちゃうんです。

そこで効率良く時間を使うためにオススメしたいのは「バラエティーコーナー」です。稀有なホールを除いて、設定が期待できるシマではないバラエティーは据え置きの宝庫です。

大物狙いで6.5号機やスマスロのシマの徘徊を増やす危険を回避しつつ、時間を無駄にせず期待値を積むという繋ぎのハイエナ、通称・川相昌弘を駆使することで、徘徊時間が減り、出禁のリスクも軽減できます。しかも、たまに川相もデカいホームラン打つんですよ。

意外に跳ねたりするし、面白かったりするのでストレス解消にもなります。設定に期待できない台を楽しめるのはハイエナの特権ですよ。

あくまでも秋山の使っているホールでの話ですが「パチスロこの素晴らしい世界に祝福を！」や「パチスロ リング 運命の秒刻」「ぱちスロ ギャグダー」辺りにはかなりお世話になっています。その理由としては、好きな人がいて稼働しているからです。

きっと読者の皆々様が使っているホールのバラエティーコーナーでも、何故か動いていて、美味しい機種があると思うので、チェックしてみて下さい。天井情報や狙いどころのパチマガスロマガさん的な情報は、コチラ（パチスロ天井リスト）をチェックして下さい。

いかがだったでしょうか。もちろん上ブレが大きい6.5号機やスマスロに期待値の高い台がある時はそちらを優先して、あくまでも繋ぎ・川相だと思って参考にして下さい。

武器として持っているのと、持っていないのでは大きく違うので、使う機会は少ないかもしれませんが懐にしまっておきましょう。

最後になりますが、お惣菜で大物狙いをすると、半額になった時には無くなっている可能性もあるので、そのスーパーでの人気と品数を考慮して拾いましょう。