-1995年に連載スタートした稼働日記"喰うならやらねば!"の過去連載を振り返る『喰うならやらねばSIDE-B』。
今回は『巨人の星Ⅲ』編。大人気の巨人の星シリーズ第3弾でしのけんはどのように立ち回ったのか!?
推測はしづらいもののゲーム性は秀逸
担当(以下・担)『今回の喰うやらSIDE-Bで振り返るのは「巨人の星Ⅲ」です』
しのけん(以下・し)『おお、巨人シリーズ初の液晶マシンだね』
担『そう言えば巨人1&2は5リール筐体でしたね。しのけんさんは巨人の星シリーズのスロは結構打っていたんですか?』
し『いや。この巨人の星Ⅲは結構打ったんだけど1と2はそこまででもないかな』
担『巨人の星Ⅲのみ結構打った理由は?』
し『正直に言って良い? 「特訓」中のドキドキ感とシュールな液晶演出にハマってた(笑)』
担『…勝ちやすいとかそういう訳ではないんですね(笑)』
し『うん(笑)。当時はスペック的にもっと良い台や設定推測も容易い台があった中では難しめではあったかな。とは言え各機種6投入イベントやらチャンスはあったからさ。そもそも今の台と比較すると推測はしやすいと思うしね』
担『ってな訳で今回は、巨人の星Ⅲで立ち回った2006年1月の実戦日記をお届けします!』
設定がわかりづらい巨人の星Ⅲで勝負!
【2006年1月●日】
最高設定である「6」。ひと昔前までは「夢の設定」なんて表現もありましたが、今は夢でもなんでもなく、毎日ツモりに行く勢いで立ち回らなければ生活が成り立ちません。
理由は単純に高設定域の機械割低下。設定6に辿り着いてからがやっとこ勝負開始…最近はそんな気持ちすら抱きますよ。
さて、極力低設定台を触れずに最高設定に辿り着くには、設定6がわかりやすい機種に越したことはありません。設定がわかった頃にはもう夕方…では、リターンもたいして期待できないから。
とは言え、イベントでは当然そのような機種は一目散におさえられてしまうので、その後に高設定台が探せるような、ある意味「わかりづらい」機種も必要不可欠と言えるのです。
その良い例が『巨人の星Ⅲ』。リプレイ3連と角チェリーからの特訓モード突入率に判断材料となる設定差が存在しますが、高設定を確信するには余程良い方向に偏らない限り、ある程度時間を要します。
このような台は朝イチからの台取りも熾烈ではないし、状況によっては他の台であぶれた後にも高設定台に辿り着ける可能性があるのです。
今日はこの巨人Ⅲ狙い。向かうホールY店は本日各機種6投入系イベントを行うのですが、Y店の巨人Ⅲは5台と少なく、前日へコみ台に入りやすいという明確な絞り込みが可能。そんな訳で、このイベント時は常に巨人Ⅲに向かっている次第ですよ。
寒さに堪えながら午前9時、最寄り駅に到着し、しばらく並んで入店。バタバタとわかりやすい機種に客足が流れる中、巨人Ⅲのシマへ。
先客がいたので、慌てて前日1番のヘコみ台と思われる台をおさえ、ホール内を1周してから勝負を開始するのでした。
(中編に続く)
続きは3月25日6時更新予定!
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