虚心坦懐のGoing Underground、第118回。

2022年年末に登場した「パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ(SANKYO)」が強烈な出玉のインパクトを与え、それ以降も「スマスロ北斗の拳(Sammy)」「パチスロ からくりサーカス(SANKYO)」「スマスロモンキーターンⅤ(山佐)」と大ヒット機種が続々と登場しているスマスロ。スマスロは、有利区間の縛りがなくなったおかげで破格にゲーム性がアップし、従来の6号機では体感できなかったような出玉性能も実現させました。

そんなスマスロは（良くも悪くも）非常に内部が複雑になっているため、従来機のようなG数でのハイエナだけではなく、消化G数を加味した差玉や有利区間切りのタイミングを狙うことでも期待値を積めるようになりました。

今回は、知らないと損をするスマスロについて、G数と差枚数の知識に絞ってお得になるお話をしていこうと思います。

スマスロを世に登場させるには、「型式試験」というものを通過しなければなりません。その内容は、以下の通りとなります。

回せば回すほど機械割が収束するようになっており、この範囲内で出玉の波を作らなければなりません。そのため、メーカーはいろいろな手法を用いて日々企業努力を重ねているわけです。

この表を見ると、一日の稼働目測で、ユーザーが遭遇でき、何かしらの可能性が生まれる一区切りは1600G。さらに、メーカー側にとっても圧倒的に出玉性能そのものに影響を与える中期試験としてあげられるのが、「1600G　150%」となっています。そういった経緯もあり1600G単位の差枚数状況で何かしら起こるという機種も少なからず存在します。つまり、少し手前のG数からその時の差枚数次第で1600Gを目処に抽選が有利になったりすることもある訳です。表の差枚数に近づいている場合は、特に…。

そして、一部のプロの方々は、この知識と稼働データを参考に、天井狙いやゾーン狙いのG数の押し引きをすることができるため、狙い目G数の幅が広くなり、期待収支もUPしているのです。

以上の知識を踏まえてデータを調べていくと、一般的にヤメ時と言われているところからでも打てる状況があったりします。さらに某ヒット機種のように、初当りや獲得枚数が優遇される部分が分かることで、かなり早めの天井狙いも可能となります。

最近の機種だと人気の「L ToLOVEるダークネス」や新台「パチスロ L黄門ちゃま天」、「Lパチスロかぐや様は告らせたい」なども、前回までの当たったG数や獲得枚数が次の当たりに影響するので、非常に美味しいですよね。

このような知識を踏まえることで、今は高設定狙い以上にハイエナが美味しい状況となっております。

今回は、その中でもG数と差枚数に関する知識をご紹介しました。あまり詳しい数値を書くと色々な方から怒られちゃうから、ちょいと荒めではありますが…(笑)。ポイントとなる数値は「1600Gの手前が熱い！」というお話でした。

詳しい人なら知っていると思いますが、上記で紹介した機種には絶対やめない方が良いところなども存在しますし、設定４程度なら終日打つのではなく今がヤメ時的なところも存在するので、過去の自分の稼働データなどをしっかり分析するのも、勝率UPに繋がりますね。

その意味では、パチスロのスランプグラフを研究するのも、楽しみの一つとして増えたのかもしれませんね。有利区間切りなどの狙い目の話もありますが、それは、またの機会にでも…。

最後に「L鬼武者3」。実は、かなりハイエナ狙えそうです。