※『秋山良人のエナコラム』過去の連載まとめはコチラから。

皆々様は「ハイエナto期待値」というYouTubeの番組をご存知でしょうか?

あきげん秋山という芸歴20年の売れないお笑い芸人がハイエナをするだけの動画です。企画趣旨は「一ヶ月のフル稼働を想定し全30回で実戦を行い、ハイエナの期待値稼働で期待値と収支はどのように推移するのかを楽しむノンフィクションドキュメンタリー実験企画」となっています。

実際は途中で高設定をツモってしまうハプニングがあったので全31回になりましたが、その番組が無事に最終回を迎えたので、今回はその結果から導き出されたハイエナの真実のお話です。

「ハイエナto期待値」の動画はコチラから!!

まずは結果ですが、31日間のフル稼働想定(序盤はそこまでフル稼働ではなかったです…すみません)で199台ほど拾いまして、積んだ期待値は「16198枚」で実際の収支は差枚で「30071枚」でした。正直、秋山もビックリの差枚で30000枚オーバーという大勝利で幕を閉じちゃいました。

この結果だけを見ると「ただの上ブレのヒキ強だっただけだろうがこのモジャモジャクソ野郎が!」と思うかもしれませんが、実際はそうじゃないんです。

そもそも月1の収録であり、獲得枚数上限と有利区間に縛られる以前の5号機後期から始まり、今のスマスロまでの期間に行われた企画なので、機種の仕様やスペックに大きな違いがあります。

さらに期待値は無料で出ている情報だけなので、有料noteとは大きな隔たりがあります。そんな条件の中で行われているので、積んだ期待値は正確ではありません。

例を上げると「バイオハザード7 レジデントイービル」の100Gは約1000円の期待値がありますが、これは全てのモードを考慮して出している期待値なので、通常Aではマイナスだけど、他のモードならプラス、その全てを考慮して1000円なんです。つまり、「期待値1000円で打ち始めましたが実際は通常Bだったので期待値はさらに高かった」みたいなことがちょくちょく起こるのがハイエナですから、期待値を正確には出せませんよね。

そもそも期待値は最低条件で出されていることが多く、設定1じゃなく設定2だったらさらに高くなりますし、高確や低確の概念がある機種であれば高確だったら、他にもスルー回数やゾーンなどなど、様々な条件がある中で本当の最低条件から打ち始めることは少なく、実際の期待値は高くなることの方が多いです。

ただ、昨今の6.5号機やスマスロはレアフラグからの一撃や強力な天井恩恵があったりするので期待値は高くなりますが、勝率が低いパターンがあるのでそこにはご注意を。

説明が下手なので長くなってしまいましたが、要はそこまで上ブレは多くなかったはずです。一撃での最高獲得は「アラジンクラシック」の4000枚弱で差枚は3000枚弱だったわけで、それ以外の198台は全てそれ以下ですからね。

そして、この実験企画の結果から導き出されるのは「ハイエナは勝てる」「正確な期待値は分からないが高くなる可能性が高い」「試行回数は裏切らない」といったところですかね。ちなみに、この企画を始めた頃より今の機種の方がハイエナ的に優秀で高い期待値を拾うことが多いので、今の機種で同じようにフル稼働すれば拾う期待値はもっと高くなるはずです。

つまり差枚で30000枚どころか40000枚、50000枚も有り得ると思います。もちろん、一ヶ月程度の試行回数なので逆噴射で下ブレ続いてマイナス収支も有りそうですけどね…。

いかがだったでしょうか。たぶん動画でこのような企画は今までになかったと思うので、少しでも皆々様の役に立てたら幸いです。そして少しでも気になった方はYouTubeでチェックしてみて下さい。秋山の微妙なボケ以外は参考になるかもしれませんよ。