先日、高田馬場駅のホームで「秋山さんですよね！？ 写真いいですか！？」と、声をかけられました。どうやら彼は高田馬場と言えばの学生さんで、秋山の動画を参考にして期待値稼働をしているそうです。そこで秋山はその場で伝えました。「目先の期待値ではなく、人生の大きな期待値を追いなさい」と。

せっかく良い大学に入ったのに底辺の行為に身を落とす必要はありません。若人の期待値は無限大です。数千円の期待値を追いかけて人生の期待値を無駄にしないようにしましょうね。ハイエナなんて人として終わった人間が、余生をなんとか生きるための術であって、社会の歯車から抜け落ちた負け犬の悲しい末路です。

何度も言いますが、秋山のことは稀有な人生のドキュメンタリー作品だと思って適度な距離感でご覧下さい。そして、秋山を反面教師にして素晴らしい人生を歩んで下さい。

悲しい冒頭からスタートした今回のコラムですが、正直ハイエナ的に美味しい話はありませんし、視聴数が取れると言われている新台も拾えていないので話すこともありません。強いて言えば、昨今のスマスロは有利区間を切ってからとんでもない状態になる系が多いので、勝率的に厳しそうな台が多く、上位にぶち込んで上ブレしないと収支的にしんどそうですね。もちろん、ほとんど拾えてないので、あくまでも秋山の個人的な印象ですので悪しからず。

さて、悲しい冒頭に無理矢理ねじ込んだ新台の話でも文字数的に乏しいので、文字数を埋めるために…どうせ業界人は誰も読んでないと思うからお笑い芸人「あきげんの秋山」として、業界メディアに思っていること書いちゃおうスペシャルを開催します！

そもそも秋山は「ただのパチンコ･パチスロ好きのお笑い芸人」でした。CSの番組はもちろん、雑誌も全誌購入していました。そんな秋山をこの業界に導いてくれたのが伊藤真一ことイトシンさんでした。この出会いをきっかけに大崎一万発さんとヒロシ･ヤングさんがやっている番組で漫才を披露することとなり、そこで秋山のあまりにも偏った知識が世に出ることとなりました。他の芸人さんがホールや台などのネタをしている中で、我々がやった漫才のテーマは「パチンコ･パチスロライター」でしたからね。

実は秋山は、ハイエナ芸人として認知される前にライターマニア芸人として認知されていたのです。

そんな業界大好き芸人だからこそ、昨今の業界動画関係に思うところがあります。YouTubeやTikTokが広まり、誰でも動画を世に出せる時代がやってきました。裾野が拡がることは良いことですが、ルールを逸脱する方々も増えてしまいました。特に多いのは著作権の侵害ですね。音楽はもちろん、有名人の写真や動画などなど…これってちゃんと犯罪ですからね。ただ、そういうルールを認知していない方々が動画を出し、そもそもそういうルールを世間が認知していないので、当たり前になっているのが怖いです。そして、それで人気になった人が業界で仕事をしているのを見るのがマジで怖いです。

業界外の人気YouTuberに案件が来るのはちゃんとしているからで、そうじゃなければ来ないはずです。でも…今の業界のメディアはそうではありません。もちろん、ちゃんとしている媒体や演者さんもいらっしゃるので、一概には言えませんが、そうじゃない人のせいでちゃんとしている人も同じように見られるのは悲しいですね。

いかがだったでしょうか。簡単に言えば、コンプライアンスのせいで、ちゃんとやっている人が損をして、逸脱している人が得する世の中が秋山は嫌いです。時代的にコンプラは避けられないので、その中で面白いモノを作って競い合うような業界になってほしいです。

最後になりますが…秋山と書いてコンプライアンスと読むような正統派芸人「あきげん秋山」に…

お仕事お待ちしております！