(前編からの続き)
前編の模様はコチラ▶1G連が最大36発+機械割119%超の激ヤバART機

5月〇日

先日、少し特殊な形で新台先行導入を行なったホールがありました。どうやらメーカー側から先行導入初日は「全台高設定」で営業する事を条件付けられており、その結果とても活気のある風景となったのです。

これは新台に対する話題性にもつながるし、なにより打ち手として嬉しい限り。今後このような形での新台導入が増えてくれたら嬉しいですが、そんな太っ腹なメーカーやホールは、なかなか出てこないんでしょうねえ。

なんて事を考えつつ、本日向かうはハイスペック系機種に全6シマありといった強めイベントを行なうE店。

さらに前日夜に「銀河英雄伝説」のシマを全6にするようなニュアンスのメールを配信したため、あわよくば銀英に…と言った気持ちで抽選に参加するのでありました。

戦えないような番号を引いた時のために、保険になりそうなホールのメールをチェックしつつ並んでいると、やはり強いイベントだけあり、予想以上に人が集まり抽選は打ち切り。

そんな中引いた番号は…おおっ！　と、引いた本人も思わず声を荒げた1番っ！

とは言え銀英は全4シマあり、その中の1つが全6なので単純に考えれば4分の1。まぁ、過去の傾向から全6になるシマは2分の1にまで絞り込めているので、このどちらかに座れれば…。そんな事を思いつつ開店するのでありました。

狙いシマのうち1つに向かうと、予想外に空き台が多く拍子抜け。こんな時「予想が間違ってる？」と、不安になってしまう性格が哀しいですが…とりあえず信念を貫き勝負開始です。

初当りは投資7000円の同色BIG。推測要素となるBIG中チェリーは出現せずも空戦アタックがヒット。ART66Gで共通ベルがゼロ。続いて持ちコインでART「7x2連」を2回。計198G+待機中の試行で、共通ベルが1回。

さらに言うと、このARTが終了するまでのゲーム数は約580Gで、チェリー15回にスイカが11回！　わずか1時間にも満たない試行数で、設定推測ツールは設定6期待度が98%オーバーという表示に！

今まで何度か銀英の6は打ったけれど、この短時間でここまで高い期待度が導き出されたのは初めて。
まだシマ自体はパッとしていないものの、密かに全6シマ予想が当たっている事を確信するのでありました。

予想は的中。時間と共にシマは活気に溢れ、誰が見てもこのシマが全6と疑わない状況へ。午後5時の段階で周りを見渡すと、1台を除いて全ての客がドル箱を積み上げています。

そんな中、唯一下皿プレイを続けているのが…ハイ自分。原因は明確、これまでに引いたARTがほぼ「7×2連」で、同色BIG中の7揃いチェリーが12回中たったの1回。7が揃わないチェリーはいっぱい引いてるのにねえ。

…そんなこんなで追加投資を行なった午後5時ちょい前、一世一代の大チャンスが！　GSR中、7が2連した直後のゲームでBIG成立!!　これがもし「7×3連」以上でのBIG成立であったら、特殊テーブル移行確定。

BIG消化後にドキドキしていると……無残にも7は揃わずARTへ。まぁね、これまで3連以上していなかったから期待感は薄かったよ(哀)。

この後「7×3連」までは味わえたものの、勢い付く事なく追加投資。例え設定6でもヤメ時を計算し始める、午後8時を回っての追加は5000円です。

しかしここで引いたGSRが初の7×3連超え！　結果13連まで伸び、なんだか目が覚めた気分ですよ。

「とりあえずマイナス収支で終わっても閉店まで打ち切れれば満足としよう」。

…銀英の設定6を打ちながらこんな気持ちになるとは思わなかったけれど、そんな気持ちを察してくれたかのようにコンスタントにARTが絡み、最終的に1箱力チ盛りのコインを獲得。

ARTの取り残しもなく、閉店直前まで打ち切る事が出来たのでありました。

閉店っ！　最終的に流したコインは1380枚。投資が2万5000円なので…おおおお、良かった、2500円のプラスです。

…1人羞恥プレイを味わったけれど、逆に開き直れてストレスを感じなかったし、何よりプラスで終えられた事に少しの満足。ホールを出た直後、ふうう…と溜息をひとつついて、帰路につくのでありました。

担当(以下・担)『ってな訳で「銀河英雄伝説」の稼働日記をお届けしました』

しのけん(以下・し)『設定6をツモれさえすれば日記1本目みたいな展開が基本で、2本目みたいな展開はレアだった』

担『2本目の実戦ホールは銀英伝が全台設定6だったらしいですが、やはり皆出まくってましたか？』

し『うん。10台以上ある銀英伝で苦労していたのは自分だけ。羞恥プレイだったよ(笑)』

担『わはは。設定6の機械割は119%オーバーですからねぇ』

し『この台の魅力は2つあって、一つはART突入時の「GSR(ギャラクシーセブンラッシュ)』

担『ART初期ゲーム数を決める7揃いゾーンですね』

し『そこでの7が何回揃うんだろってなワクワク感が堪らない(笑)』

担『もう一つは？』

し『立ち回り的な部分。設定6が魅力的なスペックなのに、小役に大きな設定差があって判別しやすい』

担『なるほど。そのあたりのお話は次回に!』

(後編に続く)

続きは4月7日6時更新予定！

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