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【パチスロ】実際の機械割(出玉率)がメーカー発表値より低いのなんで?

【パチスロ】実際の機械割(出玉率)がメーカー発表値より低いのなんで?

チワッスあしのです。ハピニュ!

パチンコ・パチスロにまつわる様々な疑問をバッサバッサと斬り捨てて、何となく解決する連載「それはきっとこういう事情」。

今回のお題は「実際の機械割(出玉率)がメーカー発表値より低いのなんで?」でいきましょう。

これまず「機械割」「出玉率」という言葉の意味をちゃんと理解することから始めましょうか。

「機械割」というのはホール用語で「台の売上」と「実際に出た賞球」の比を表したデータです。あくまで営業ベースの数字なので、実際に動かしてみないとその日の機械割は分からない。

実はこれは機械性能を指すものではなく、台ごとの「儲かった」「出しすぎた」を見る数字なわけです。

したがってメーカー資料等でこの「機械割」という言葉が使われてるのを筆者は見たことがないですし、使われてる例があったとしても多分それはうっかりミスでしょう。

一方で機械性能を指す単語に「出玉率」というのがあります。

こっちは台の設計上で算出される1枚あたりの期待値を指し、いわゆる皆が思う「機械割」に近いものです。

この二つの言葉は明確に意味が違い、言い換えるならメーカー発表値の性能指標は「出玉率」であり、実際に打った際に出る評価指標は「機械割」ゆえ、その二つを比べてどっちかが高かったり低かったりするのは「当たり前」なんですな。

はい、答えは「当たり前ッス」にて今年の筆者の仕事は終了!(12月30日に書いてる)

昔は色々あった

…と言いたいところですが、今回のお題の意図はそういう重箱の隅をツンツンするような言葉の意味の違いについて語るのではなく、要は発表値と実際の性能が違うのはなんでか、というものだと思うのでそっちについてちゃんと書いときましょうか。

これはメーカーが意図してそうなってる場合と、全く意図せずそうなってる場合の2パターンがあると思います。

前者の「意図してる方」は「試験の裏をかいて、高射幸機を無理やり作り出す」みたいなのですね。

いまでも普通にペナボ(揃わないボーナス)やらを用いてますけど、そういうのじゃなくてもっとドラスティックなやつがあって、それがかつて4号機などの爆裂機で使われてた「小役ナビ全無視」方式ですな。

当時AT中やボーナス中の打ち方は試験申請時にチョイスが可能だったらしく、画面上のナビを全無視してオールこぼし、などの打ち方で持ち込みすることが可能だったそうです(なんじゃそりゃ!)

したがってメーカー公表の設定6出玉率はだいたい横並びで119.9%(当時は120%未満しか出しちゃ駄目だった)でしたが勿論「そんな訳はなく」攻略誌掲載のシミュレート上の機械割なんかは平気で150%とか160%とかになっており、これは「ちゃんとナビに従って打った場合」で計算し直した数字だったんですね。

あとは、ちょっと危ない話に「タイマー」というのもあったとかなかったとか言われています。

要はメインプログラムに「実時間を参照して分岐する処理」を入れといて、試験のときはAの性能だったのが、実際にホールで稼働する時期にはBになってる、というもの。

繰り返しますがこれはあったとかなかったとか言われてる奴なので俺は積極的に「そういうのがあった」とは言いません。あったとかなかったとか言われてます。

マジでそういうのがあったんですか?と俺に聞かれても知らんので聞かないでください。

んでこのタイマーについて、メーカーが公表する値はAなんですけど、実質的にはBの数値なので、これも「公表値と実働で数字が違う」ことになります。

性質上、多くの場合「より出るように」組まれるものであると考えられるのでユーザーにとってマイナスにはならんのでしょうが、逆にホールにとっては「想定より出過ぎる」ゆえ結果的に低設定ばっかり使われる、みたいな影響はあったのかもしれませんな。

打ち方・ヤメ時の要因が大きい

あとは公表値より性能が低くなる理由としては、「立ち回り」の問題もあります。こっちは打ち手のほうの問題。

人は自分が思ってるより普通に小役こぼしてますし、成立してるボナを見逃してます。

「いや俺は完璧だ」と言ってはばからない人もいるんですが、一日単位ならいざ知らず、稼働期間全体で考えるとまあまあこぼしてますし、結構見逃してます。

これがチリツモ式に積もってホールでの出玉率に影響してるわけですな。

あとAT機なんかだと「ヤメ時」ね。

てかコレがめちゃくちゃデカいと思います筆者。

メーカー公表の出玉率は基本的には途中でヤメるという概念がなく、「ずっと回しっぱなしの数字」を採用(していると思われる)。

ですが、現実的には閉店AT取り切れずだったり、天井目前とか超高確とか、そういう美味しい状態でもヤメざるを得ない場合が多々ありますよね。

そうなると必然的に、ホールでの出玉率は公表値よりも低くなるわけです。

つまり、その台を良く見せるために出玉率をサバよんでる…ってのは、(多少はあるのかもしれないけど)そこまで顕著ではないのかな、と思います。

はい、そんな感じですかね。

とりあえずタイマーの話はアレですけども、厳密には「出玉率」と「機械割」はそもそも違うもんなんでね。

そこだけは覚えて帰ってください。

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