パチンコ・パチスロやる人ってほとんど喫煙者だけど、なんで?

パチンコ・パチスロやる人ってほとんど喫煙者だけど、なんで?

チワッスあしのです。

パチンコ・パチスロにまつわる様々な疑問をバッサバッサと斬り捨てて、何となく解決する連載「それはきっとこういう事情」。

今回のお題は「パチンコ・パチスロやる人ってほとんど喫煙者だけど、なんで?」です

あ~これね。これは確かに謎です。

この理由を考える前にまず質問内容を検証してみましょうか。

厚労省が3年に1度発表している「国民生活基礎調査」によると、2022年の「喫煙者の割合」は男性で25.4%、女性で7.7%だったそうです。

これをみて「少なッ!」と思う人もおられるかもしれません。

俺もそっち寄りです。もっと多いと思ってた。

結構有名な話ですが、タバコというのはもともとネイティブアメリカンの人々の間で医療目的の「くすり」として用いられてきたものが、ヨーロッパに嗜好品として広まったという歴史があります。

ネイティブアメリカンがどうの、みたいな話になると相当昔な気がしちゃいますが実はそうでもなく、この「タバコをくすりの範疇と考える」という習わしは喫煙することを「一服する(一服入れる)」と表現する、現代の言い回しにも普通に残っていますね。

だから、というわけでもないのですが、「タバコ」に関してはある時まで「体に悪い」という概念自体がほぼなく。

あったにしても子供向けの建前みたいなもので、昭和の時代は近くに子供がいようが妊婦がいようが普通に公共の場所でみんなスパスパ吸ってましたし、なんなら平成に入ってからもしばらくはそんな感じでした。

みんなが吸ってたし、それが普通だったんですね。

したがって一時期は成人男性の喫煙率が85%くらいあり、別に誇張でもなんでもなく、吸わない人のほうが珍しかったんです。

もちろん一部では「タバコはくすりどころか体に有害なんじゃねぇか」と考える向きもあったのですが科学的な立証はなかなかなされず、そのなかにあって国立研究機関「がん研究センター」が1990年と1993年の2回にわたり喫煙と肺がんの関係を調査しました。

あくまでもアンケートによる統計学的なものにとどまりますが、これに有意な偏りが見られたことで、どうやら両者の間には何らかの関係があるっぽいぞとなり、タバコの箱に「有害です」みたいな注意書きがなされることになり、諸々の政府施策やタバコ税の増税もあった結果、喫煙率は徐々に減少していくことになります。

特に「ダイオキシン」という単語がブーム(?)になった1998年には男性の成人喫煙率はアンダー60%にまで減少、全国で路上喫煙禁止条例が策定された2002年からは減少速度がどんどん加速していき、平成後期にはついに30%にタッチ。

そして令和の現在、いよいよ冒頭の「男性喫煙率25.4%」という、筆者の若い頃からするとありえないくらいの超絶大減少をしたのでありました。

これが世間全体の流れね。

で、重要なのが「パチンコ・パチスロやる人」の喫煙率。

はい、シーズリサーチの「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2023」によると、ホールのお客さんの喫煙率は57.6%だったそうです。

これなぜか男女別の数値になってないのですが、おそらく男性だけだったらもうちょっと上のはず。少なくとも65%くらいにはなるんじゃないかな。

なんにせよ「パチンコ・パチスロユーザーの喫煙率は(世間に比べて)高い」というのは、これはどうやらガチなようです。

比較的高いんじゃなく「大幅に高い」と表現しても良い程度にはブチ抜いてますな。

というわけで「パチンコ・パチスロやる人ってほとんど喫煙者だけど、なんで?」という質問が見当外れじゃない事はこれで確認できました。

少なくとも「(世間に比べて)かなり大きな割合で」というのは間違いありません。

じゃあ、それに対応する答えを考えていきましょう。

色々な理由があるけど、なんかちょっと差別的

ちょっと言葉を選ばないとアカンやつですが、実はさっきから俺は喫煙率について「男性喫煙率」と性別で分けて論じてます。

そもそも男女の喫煙率が全然違うので、男性の話なのか女性の話なのか、というのを無視してはイカンのですな。

んで喫煙率に関しては「性別」のほかにもうひとつ、本来なら分けなきゃいけないインデックスがあるのです。

それが「年収」です。

2020年1月、厚労省は国民健康・栄養調査の結果をもとに、あるシビれる報告をしました。

これはニュースにもなったんで知ってる人も多いと思いますが、内容は「所得と喫煙率は反比例してる」というもので、要は貧乏な人ほどタバコをよく吸うんだぜ、みたいな感じの内容です。

これ逆に「高所得者ほどタバコを吸う」とかなら「へぇ!凄い発見だな!」と思うのですが、「低所得者はよくタバコを吸う」って言われても「当たり前やんけ」としか言えません。

折しも新型コロナウイルス感染症の国内感染者確認の二日前にこの発表なので、なんだか「平和」という言葉の意味が物凄くよく分かる事象ではありますが、つまりは三ヶ月後に迫った「改正健康増進法」に向けたポーズなんですね。

いわゆる「分煙化」は特に飲食業界からの反発が強く、厚労省としては「でもタバコっつうのはこんだけ害なんだよ!」とアピールをしまくるしかなかった。

そんなお役人の頑張りが変な風にカチっとハマった結果「低所得者ほどタバコを吸う」という重大事実の大発表に繋がったと思われます。

これは「低所得者はタバコでも吸わなきゃやってられねえ」みたいな精神的な話であるとか、または「所得の高低と健康診断受診率の差」であるとか、あるいはもっと単純に「若い頃に遊んでたか勉強してたかの差」だったりとか、

あらゆる意味で「低所得者の方がタバコを吸って当たり前」なのです。

調査するまでもないし、多分発表した本人も「俺は何をTVカメラの前で当たり前のことを言ってるんだろう」と恥ずかしかったと思います。

んでこれ、めちゃめちゃ失礼に見せかけて俺を含めての話なのでズバっといっちゃいますが、これパチンコも結局同じなんですね。

良くも悪くもパチンコは「国民の娯楽」だと俺は思ってますし、ホールはいちいちおしゃれしたりスーツケース引いて行くような場所じゃない。

もっと気軽に、休みの日にフラッと入って何万勝ったとか負けたとかで騒げる「遊技場」なんですね。

パチンコホールという場所そのものが、昼飯にフレンチで3万とかぽんと払える高所得の人がガッツリとハマるような場所じゃないんです。

そりゃ芸能人がパチンコにハマってたりとかは善き例としてあるけど、それはイレギュラーだからこそ目立つのであって、基本はやっぱアルバイトの学生とか年金生活のジジババとかがちゃんと遊べる場所であるというのが大事だと思ってます。

んで、これと先の厚労省の大発表を重ねるに「そりゃ年金生活者や無職やニートの割合も高いんだから喫煙率も高かろうよ」となります。

勘違いしてほしくないのは、それがアカンといってるわけではありません。

むしろそいういう、社会から爪弾きにされてピンボールみたいにあっちこっち飛ばされた人が、スポッとハマって落ち着ける場所というのがパチ屋であって、そういう人は健康診断も受けてねぇし歯の数も少ねぇしタバコも吸ってるんです。

そして、それでいいんです。全く問題ない。

そういう人に娯楽を提供し、人生に潤いを与え、明日への活力を持ってもらうというのは、パチ屋という場所にとってかなり上位の「存在意義」だと思います。

はい、今回のお題「パチンコ・パチスロやる人ってほとんど喫煙者だけど、なんで?」に対応する答えですが、これはザックリこうなります。

「ホールが社会の受け皿だから」

 

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