※『秋山良人のエナコラム』過去の連載まとめはコチラから。

パンクと聞くと秋山は音楽のパンクを最初に思い浮かべます。

こういう言い方をすると大して詳しくもないクセに偉そうに音楽を語るんじゃねぇおじさんが登場することがあるので、始めに言っておきますが…秋山は音楽が好きです。好きだけど、全般的に詳しいわけでもないし、突き詰めるほど愛しているわけではないので悪しからず。話が逸れましたが、兎にも角にもファインディング・ニモでして、パンクは秋山の好きなジャンルのはずです。

この「はず」に関しては「パンク」や「ロック」に「パンクロック」や「ラウド」などなど、自分が好きで聞いている曲がどこに属しているのか細分化されすぎていて分からないし、過去に友人に「○○ってパンクバンド良いよね～」と話したら「○○はロックでしょ」と言われたのをきっかけに、秋山の中で分類するのを止めて「好み」か「好みじゃない」の二つに分類することにしたからです。

ということで今回は秋山が青春時代に愛した音楽の話を～…するわけもなく、今このコラムを読んでいる読者の皆々様に関係のある「パンク」のお話です。

SNSで専業系のアカウントのパンクする的なポストが話題になりましたが、昨今の機種の荒さなら普通に有り得ると思います。

期待値や勝率を極限まで追求しても最終的にぶつかる大きな壁があります。それは「運」という名の魔物です。こいつが味方の時は、期待値や勝率を気にしなくても勝てますし、何なら適当に座っても勝てます。逆に言えば、こいつが敵の時はどれだけ期待値が高くても負けます。

もちろん、打ちに行った日にこいつが敵か味方か分からないので、ハイエナという敵だった時に負けを抑える立ち回りを秋山はオススメしているのですが、そんな秋山でもこいつが敵続きの時は大ダメージを受けます。ちょっと前ですが、秋山の数少ないお仕事のメインである期待値がプラスの台しか打てない企画があるのですが、実戦時間内で撮れダカールラリーを考えると期待値は安く勝率も低い台に触らなければいけない時があります。ただ、そんな時でも期待値的にはプラスの台に触っているのですが、お仕事を4回やって20万ほどやられています。

特にひどいパターンは全てが下ブレる地獄の展開です。例えば「スマスロ北斗の拳」で通常時にレア小役が引けないので天井までストレート、さらに天井ではもちろん北斗揃いも出てこず、さらにさらに天井で単発からの終了後に天国を匂わせてヤメさせてもらえないうえに、やっと中段チェリーを引いた時にはすでに落ちていて当たらないけど天国を匂わされてまたしばらく追わされて追加投資…。

想像しただけで身の毛がよだつ展開ですが、これが続いたらどんなに良い台に座っても勝てないわけで、パンクする可能性もあると思います。

いかがだったでしょうか。あくまでも秋山のハイエナ生活20年の経験ですが、期待値と勝率などが間違っていないのであればやり続ければ結果はついてきます。もちろん、機種の寿命や試行回数の少なさでマイナスのままホールを去った機種もありますが、年間収支でマイナスになったことはありません。

下ブレ続きで心が折れそうになる日もあると思いますが…耐えましょう。特に昨今の機種はデカい上ブレも込みの期待値ですから、地雷原を歩くレベルで慎重に立ち回りましょう。

最後になりますが…

この「パチスロ マクロスフロンティア4」はリセットで期待値がある台に座ったところ、サクッと当たってバシッとATへ、そしてすぐにドカッと上乗せしてニンマリしていたらまさかの据え置きでまさかのエンディングでした。

有利区間を切るのが目標だから運が良かったと思うべきか、上乗せゲーム数が消滅したことを運が悪かったと思うべきか、結果的には上位チャレンジは失敗したので運が悪かったと思いましたが、皆々様はどう思いますかね。

制御できない運ですが、それが良いか悪いかを判断するのは自分なので、深く考えず粛々と期待値を積みましょう。