ワクワクするのは認める

※過去の「それはきっとこういう事情」はコチラから！

チワッスあしのです。

パチンコ・パチスロにまつわる答えの出ない素朴な疑問に何となく形を与えるこちらのコラム、今回舞い込んできたネタは「そもそもトロフィーって必要なん？」というもの。

これ何気にオレはずっと思ってるんですよね。要るのかね？　要らないんじゃない？　トロフィーって。

オレはやっぱちまちま各種確率から見ていって夕方くらいに「こぜ6！」って言いたいんで、実はトロフィーみたいな確定系の演出はあんまり好きじゃありません。

あるにしても出現率がめちゃめちゃ低くてそれ自体がプレミア演出とかだったらいいんですけど、最近の機種はトロフィーが出すぎなので、翻って「出なかったらやめ」みたいな感じでヤメの判断材料としての側面が強くなっちゃってる気がします。

もちろんそれ自体は用意されてる材料を有効活用してるだけなので「賢い立ち回り」なんですけども、それ以前の問題としてホールに設置してある機種のなかで設定比率の第一位は間違いなく設定1なわけで、ヒラの日に打ってもトロフィーなんか基本出ないんですよ。それって店からすると客にいちいち「帰れ！」って言ってるようなもんなんじゃないですかね。いや～良くないでしょこれは。ねぇ？

そしてまた、トロフィーが出たら出たでヤメられなくなっちゃうのも困りモンです。

多分パチ屋さんにとって最もいいお客さんというのは「あんまり時間ないけどちょっと入って1万円だけ打って帰る近所の自営業者」だと思うんですよ。

仕事の合間にストレス発散にきて、一回当ててスッと帰るみたいな。ホールも事あるごとに「地域密着」ってお題目を唱えがちなので、多分そこは大事にしたい客層だと認識してるハズなんですけど、この「地域の客」にとってトロフィーはかなり難しい存在なんですね。

だってうっかり虹トロ出たら嬉しい反面ムカつくんですよ。すぐ帰んないといけないから。

いやそんな時間ねぇのにパチスロ打つなよという意見もあると思うんですけど、ここでいう「すぐ」というのは3時間とかそのくらいのスパンなんです。

普通の趣味であれば3時間あれば大体楽しめるんですよ。映画も見れるし釣りもできる。ゴルフもハーフ回れる。だから3時間というのは充分な「余暇」なんですけど、トロフィー出たら打ち切りが前提になっちゃうんで無理。

そう、6確してるパチスロというのは数ある趣味のなかでも拘束時間がとにかく長くて人を選びまくる遊びなんです。

オレも昼過ぎにフラッと入った店でトロフィーが出ちゃって慌てたことが何回かありますし、またそういう時に一番腹立つのがずっと徘徊して終了画面をガン見しまくってる、どう見ても常連じゃない人が後釜にありつく事なので、必死で仲間内にLINEして後任を探したりするわけですよね。これは身に覚えのある人も多いと思うんですが、なんとも面倒な作業です。

いっそトロフィーがなかったら「6だろうな」と思いながらも「いやオレのヒキが良かっただけじゃろう」と無理くり納得してスッと帰れるんですけど、トロフィーでちゃうともう無理。

しかも結局誰も代わってくれなくて、仕方ないから無理やり時間空けて打ち切って負けたりすると、もう憤死しそうなくらい腹が立つわけです。

なのでこんなもんいっそ無い方がいいと、オレはずっと思ってるんですね。というわけで本日のネタである「そもそもトロフィーって必要なん？」に対応する答えがこちら。ドン。

「いらね」

はいこれです。もちろんこれはオレが勝手に言ってるだけですけどね。そしてこう言いつつも虹トロ出たら「アッ」てなってめちゃめちゃドキドキしますし、やべえ！　コンプリートさせて風俗いこう！　とかすげえ思いますけどね。

なのでワクワクするのは認める。けどね。トータルで考えるとね。マイナス側面もデカいと思うなオジサンは。