※秋山良人の過去連載まとめはコチラから。

ハイエナクソ芸人としてこのコラムで期待値や勝率、拾える頻度やユーザーのレベルにリセットor据え置きなどなど…、ハイエナで勝つために必要なことを伝えてきましたが、今回は更に向こうへ「プルスエナトラ」の超重要なお話です。

先日…

こちらのイベントがありました。このイベントはライターの戸田マサシン君とスロミック･エイキ君と秋山の三人で、ぱちんこ業界の専業やパチスロ生活者よりのライターさんにお話を聞いたりするイベントなのですが、今回はライターさんよりさらにニッチに、パチスロの情報発信をしているブロガーの必勝期待値クマぱぱさんをゲストにお呼びしてお話を聞きました。

有料の見逃し配信中なので詳しくは書けませんが、秋山がハイエナで勝つために必要なこととしてお伝えしていなかった興味深い重要なお話もあったので、書ける範囲でご紹介します。

そもそも期待値稼働は「期待値×勝率×試行回数」これで結果が出ます。

いや…出ていたと言うべきでしょう。上記の情報だけで喰えていた時代と今では機種の仕様が違います。簡単に言えば、5号機時代のノーマル系の天井狙いと今の機種の天井狙いでは似て非なるモノってことです。

例えば「青ドン」の天井狙いをする時はゲーム数以外に期待値に影響を及ぼすモノは設定ぐらいですが、昨今の機種の天井狙いをする時にゲーム数以外に期待値に影響を及ぼすモノは、設定はもちろん、モードや穢れ的なモノ、さらには有利区間内の差枚や、機種によっては前のATの獲得枚数まで多種多様で、ゲーム数が同じでも期待値が全く違うことも多々あります。そんな機種ばかりの昨今では期待値なんて流動的に変わる曖昧なモノになっているのが現実です。そのような時代を勝ち抜くために必要なモノ…それが「考察」です。

詳しく綴っていくと長くなりそうなので簡単な例で説明します。皆々様もご存知「パチスロ バイオハザード7 レジデントイービル」は通常時にモードが数種類あり、モードによって天井が異なります。つまり、滞在しているモードによって期待値が大きく変わるのですが、ネットに出回っている期待値はほとんどが全部乗せで、全てのモードの期待値をぶち込んでモード移行率などを参照して期待値を出していると思います。この期待値自体は解析情報と膨大なデータから導き出した結果なので、間違いとは言いませんが、ここで思考停止して期待値稼働をしてしまうと勝率が下がります。理由は言わずもがなですが、モードAだとマイナスでモードB以上ならプラスみたいなゲーム数から打つことになるからです。

ここからがプルスエナトラで、終了画面や演出からモードを見抜くことができるのか、通常時のステージチェンジやアイキャッチなど、様々な情報からデータでは見抜けない、実際に打ちながらでしか見抜く事ができないモノを探すのが「考察」です。もし見抜く事ができれば期待値も勝率も試行回数も格段に跳ね上がるはずですよね。これはハイエナ的にもそうですし、設定狙いにも通ずるところがあります。

スロマガさんで「パチスロ からくりサーカス」の鳴海ステージスタートの情報が出ましたが、あれも有識者の考察の賜物だと感心しました。

いかがだったでしょうか。ただでさえ荒すぎるスマスロ時代に「期待値×勝率×試行回数」で思考停止して打つのは危険です。常に新しい情報を探し、さらに自分で打ちながら一挙手一投足に気を配ることが重要だと今回のイベントで感じました。秋山のように台に座った瞬間にモンストをやったり、動画を見たりするのは貴重な情報をスルーする危険があるので止めましょうね。「期待値×勝率×試行回数」の全てを底上げする可能性がある「考察」を意識して立ち回ってはいかがでしょうか。

最後になりますが、上記で紹介したのはあくまでも秋山がイベントで感じたことを綴っているだけなので、実際にどのように考察しているのかなどのお話は見逃し配信で9月27日まで視聴できます。

有料ですがクマぱぱさんのアプローチは勉強になると思うので興味のある方はぜひ。