※『秋山良人のエナコラム』過去の連載まとめはコチラから。

コラム３回目にして、ホール内でハイエナしながら書いています。ハイエナは見つけて座るまでが仕事で、後は野となれ山となれですから、取り切るまでは自由時間なんですよね。

あくまでも秋山の使っているホール状況での話ですが、今は『沖ドキ！GOLD』と『パチスロ幼女戦記』が旬を迎えています。もちろん、カバネリ様がメインにいて下さるから座れなかった方々が他の機種に流れ、結果的に秋山が旬を味わえているんですけどね。

そこで今回は、喰える機種の条件やパターンを、ホール状況や稼働状況に応じて臨機応変に立ち回ろう…というお話をしている場合ではなくなりました!! ハイエナの空き時間に見ていた「パチマガスロマガFREE」のコラムで、とんでもないモノを発見してしまいました!!!

まずはこちらの画像をご覧下さい。

秋山のような弱小でか弱き底辺芸人の唯一の武器であるハイエナを、松本バッチさんという業界でもTOP5に入る超人気ライターで踏み潰そうという、会社サイドからの「お前如きハイエナなんぞは一瞬で踏み潰せるんだぞ」「俺がこの書類にハンコを押すだけでこのコラムは消滅すんだよぉ～ウケケケケ！」というメッセージだと受け取りました。

ただ、秋山も底辺芸人として20年生きてきた男です。自分の商品価値や自らが置かれたポジションで何をするべきかは心得ています。ですから、このような圧力をかけなくても靴でも何でも舐めますし、飲み会などに呼んでいただければ裸踊りも喜んで舞いますし、何なら夜中に急に呼ばれて「顔見たかっただけだからもう帰っていいよ～」と言われても、笑顔で「あざっす！それでは失礼します！」と言って帰れる男ですので、今後も末永く好きなように使って下さい！

諸々のアピールも終わりましたので本題へ。

バッチさんのコラム（1月15日更新分）を読んでいただけると、この後の内容はより分かりやすくなるので、ぜひご覧になって下さい。

▼コラム「松本ポスト」1月15日更新分はコチラから！
【松本バッチ】ハイエナさんたちに対して

バッチさんのコラムを簡単に言うと「ハイエナという人種が大嫌いだと言う方からのお手紙にバッチさんが答える」内容になっています。投稿された方のお気持ち分かります。おっしゃる通り、ハイエナってどうしようもないですからね～。

ただ、秋山もハイエナの一本槍で20年やってきたので思うところはあります。

バッチさんのコラムに「ハイエナが大嫌い」と書いていた方が質問に書いていたのは、「高設定を掴めずにウロウロ」「複数人でつるんで徘徊」「張り付き」などの文言でした。

確かにこのようなことをされればハイエナが嫌いになるのも分かります。でも…それってハイエナだけですか？

秋山的にはそういうタイプの行動をするのは設定狙いの方々、特に軍団と呼ばれる方々が多い気がします。昨今の設定狙いは全台系などが多く、対象機種が浮かび上がってくると、そのシマの周りに二の矢狙いの設定狙いさんたちが集まって来るパターンをよく見ますからね。

もちろん、だからハイエナは善で設定狙いが悪だと言っているわけではありませんよ。秋山が言いたいことは、年配の方が言う「これだから最近の若いやつは…」のせいで、立派な若者も一括りにされるのは可哀想ですよね？ 若者が言う「これだから老害は…」のせいで、立派な年配の方が一括りにされるのは偏見ですよね？ こういう事なのです。

そもそも、ハイエナのイメージが悪くなったのは、ハイエナという立ち回りがメジャーになった頃に活動していた先人たちが、傍若無人に振る舞ったからだと思います。その節は我々の先人がご迷惑をおかけしてすみませんでした。ただ、だからと言ってハイエナを一括りにしてヘイトをぶつけるのは違うのではないでしょうか？

設定狙いだろうがハイエナだろうがライトユーザーだろうが、掛け持ちするやつはするし、張り付くやつは張り付きますよね？ もちろん、ハイエナを正当化しているわけではありません。カマ掘られた方からすればムカつく存在だと思いますし、卑怯と呼ばれればそうかもしれません。

ただ、ホールに来るすべての人が勝つために来店し、すべての人がライバルである以上、ホールのハウスルールの範疇で稼働しているのなら、ハイエナも設定狙いもライトユーザーも平等だと思います。

逆に言えば、ハウスルールから逸脱し、マナーの悪い稼働をしているなら、ハイエナでも設定狙いでもライトユーザーでも、それは等しく悪だと思います。

最後になりますが、そもそも自然界でハイエナは狩りをします。むしろハイエナが狩った獲物を横取りするのはライオンです。そこを踏まえた上で、今後はハイエナのイメージ向上のために、我々の事をライオンと呼んでいただけると幸いです。

そして…ハイエナの事は嫌いになっても、秋山の事は嫌いにならないで下さい！