1925年、アメリカのシカゴから渡来したコリントゲームが改良されて「ぱちんこ」が誕生した。以来、約100年にも及ぶパチンコの歴史の中で遊技機の出玉スピードは間違いなく現在が最速ッ!!

この企画は「2時間あれば余裕でパチンコが打てる!!」と豪語するパチンコジャンキー達が閉店取りこぼし上等で夜21時からの2時間実戦に挑み、現役機種の出玉スピードを証明する企画である!!

ルールは単純明快で、閉店を恐れずに一番出玉を獲得した者が優勝!! 万が一RUSH中に閉店を迎えてしまった場合は失格とする!!

……はい、というワケで。そんな実戦も全6戦をもって終了と相成りました。

まずは、優勝者をそそくさ発表しちゃいます。

そして第2位はこれまた編集部員の「毛玉3号」。結果だから仕方ないとはいえ、モブキャラAとBがワンツーフィニッシュってどうなんだ……？

『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』を打って、約22分で実出玉1万6913個（+5万3000円）と、普通なら優勝でもおかしくない結果。回収時期がようやく終わって、リゼロでオイシイ思いをするなら今か!?

第3位は『P真・北斗無双 第3章 ジャギの逆襲』で実出玉12000個（+2万9000円）をわずか11分で達成した「わるぺこ」。

閉店ギリギリまで可能性を追った結果、少し出玉を減らしてしまったようですが……最後まで勝負をする姿勢。連チャン即ヤメだったモブキャラAとBにも見習って欲しい！

残りの実戦者は万発にすら届かない足軽だったので、サラリと振り返ろうかと思います。

【第4位】カルキ
実戦機種：『PAスーパー海物語IN沖縄5 夜桜超旋風99ver.』
実出玉：6524個（+9000円）
最高連チャン：31連チャン（消化時間約23分）

当たりやすい甘デジスペックで確実に勝利したのはお見事。ただ、今回は出玉勝負だったのでこの順位。本人のキャラクター性と同様、堅実ながら地味な結果となった。（←失礼）

【第5位】TAKA
実戦機種：『PAスーパー海物語IN沖縄5 夜桜超旋風』
実出玉：3723個（+1万3000円）
最高連チャン：10連チャン（消化時間約7分）

ミドルスぺックの超旋風は継続率約90％のRUSH突入率100％。戦略としてはバッチリ＆500円投資ヒットと優勝の可能性も充分ある選択でした。ただ、連チャンが伸びず即ヤメだったため、この順位に。

【最下位】ロギー
実戦機種：『Pデビルマン～疾風迅雷～ 129ver.』
実出玉：0個（-7500円）
最高連チャン：5連チャン（消化時間約3分）

遊タイムを視野に入れた立ち回りで、継続率約92.1％のRUSHを掴み取ったまでは目論見通り。継続率をまったく活かせなかったのがすべてと言えます。まぁ、コレもパチンコあるあるなんですけどね！

それでは最後に、各々の戦略を振り返りながら「短時間実戦で有効な立ち回り」について考察をば。

【カルキ・ロギー】甘デジ当選確率の高継続率マシン
勝率で言えば、この選択がもっとも高い。ロギーはコレに加えて「遊タイムが近い台」を選択し、さらに勝率を高めていました。連チャンがついてくるかはその日次第ですが、上手くいけば甘デジなのに2～3万円勝つ……なんてことは充分ある！

【TAKA】RUSH突入率100％の高継続率マシン
ミドルスペックなので当たらずヤメ……というパターンもありますが、当たれば常に大連チャンの夢を見られる良選択。当たらずヤメ……を受け入れつつ打てるなら、安定感は抜群だと思います。RUSH突入率100％は正義！

【メシUMA・毛玉3号・わるぺこ】脳が焼かれちゃってる!?　実質RUSH突入率1/600をブチ抜く選択
わるぺこは若干当たりやすい選択をしましたが、RUSH突入率を踏まえるとほぼメシUMAや毛玉3号と同様の選択。この選択は正直負け続きになることも充分あり得ます。ゆえに、コンスタントに勝つ……という意味ではあまりお勧めできる選択ではないです。

ただ、ヒットしたときに最もデカい戻しがある選択なのも事実。脳が溶けるような興奮を味わいたいなら！


安定性を取るか、夢を取るか。コレはその日の気分や手持ちのお金によって変わってくるかと思います。基本的には安定性を取り、余裕が出来たら大勝負……ってのが精神衛生上良いかも！