う～む、今一番勝てる機種かぁ……迷いますねぇ……いや、迷いませんねぇ、沖海5一択です。

福岡に博多長浜ラーメンの本店があるんですが、その店に1人でドアを開けて入ると、店員さんが「いっぱぁ～い」と言います。3人で入店すると「さんばぁ～い」と言います。注文をしなくても、入店した人数分だけラーメンが出てくるんです。一種類のラーメンしかないから、それが出てくるだけなんですね。

それくらい迷わないですね、沖海5です。あ、長浜ラーメンは20年以上前の話なんで、今は分かんないです。

「勝てる機種」というのは人によって受け取り方が違うかもしれない。当人が実際に勝っている機種かもしれないし、なんか爆発力があって一撃で勝てる機種と捉える人もいるかもしれない。

僕が考える勝てる機種とは「欲しいだけの期待値を確保できる割合と頻度が高く、それが持続している機種」です。

Pスーパー海物語IN沖縄5。コイツが導入されて約半年ですが、金を稼ぐための実戦の90%がコイツです。日当2万ほどの台をこんなに毎日、安心して打てる日々は5年以上なかった。逆にコイツを打たない場合は、日当1万5千円すら見つけられずに1日が終わる……みたいな日々になると思う。

金を稼ぐために打つなら沖海5。豚骨ラーメンを作るためにダシを取るなら豚骨。

それくらい文句なく沖海5です。文句があるとしたら、替え玉に対する博多のラーメン屋の大将ですね。

昔、ラーメンを食べた時に「替え玉お願いします」と言うと、大将から「替え玉したら汁が薄くなるやろうもん！　コッチは汁に命かけとーとに！」と文句を言われました。替え玉には文句があるようです。ちなみにその大将は女性です。

博多はラーメン作りに命をかける女性もいるくらいラーメン特化区域です。分かりやすく北斗の拳で言うと、博多は修羅の国です。

沖海5がいかに勝てるかは、もう色んなところで書いたり喋ったり囁いたりしているので、今回はサッと触れるだけにします。「バリカタ」を注文した時、麺がお湯に触れるのと同じくらいサッと触れるだけにします。

まぁ、とにかく電サポ中に玉が減るんですよね。人気がイマイチ伸びない理由の一端でもあるんでしょうが、打ちっぱなしだととにかく減りまくる。ハッキリ言ってメチャクチャ気分悪い。それくらい減る。

でもね、その分よく回る状態で営業している店がけっこう多いんですよ。

気分悪くて「多少回るなんてどうでもいいよ、もうヤメる！」となりますが、それは一旦置いておいて冷静に考えてみましょう。

例えば理解しやすく等価の話をします。探せばありそうな、回転率20回/千円の台。時短120回転で200個減ったとします。単発だと、時短100回転の後ならたぶん1200個くらいしか残りません。

かなりキツいですよね？　でもね、これでトンコツくらいなんですよ……間違った、トントンくらいなんですよ。出玉を含めたボーダーくらい。ビビるでしょ？

僕はもうちょっと回りそうな台を、以下の条件で日々打っています。

○オーバー入賞狙いを軽くやって、ちょっと多く出玉を取る。

○止め打ちで玉の減りを少し抑えながらも、そこそこちゃんと減らす。

これで日当2万を継続して打てているし、この状況はまだまだ続くんじゃないかと考えています。

そしてやっとこさ実戦内容に触れます。今回の店は、ちょうど去年の上半期に「P大工の源さん超韋駄天」をよく打っていたとこ。打っていたが、いっつも今ひとつ微妙で満足のいく実戦ができた事はなかった、山ちゃん的には悔しい思いをさせられた店。

超韋駄天もちょっとは甘めに扱っていた店なので、沖海5ならかなり甘いかも？　そう思い久しぶりに行ってチェックすると……メチャクチャ回りそうで、それでいてガチプロっぽいのが1人もいないという、沖縄のブルーオーシャンでした。

20台くらいある中で吟味して着席。今まで打った中で一番回る台を掴めたかもなぁなんて思っていたら、やはり一番でした。しかもメチャ当たりました。確変も替え玉するし時短中でもおかわりするしで、トータル10Rが41回も当たりました。

当たりすぎて通常時をあまり回せてないので仕事量ツールではB判定だが、山ちゃん計算での期待日当は+2万6500円という完全なるお宝台でした。

以上がこのたびの沖海5の実戦でした。すいません、「沖海5が勝てる」って話をしたかっただけなのに、ちょっとラーメンの話がしつこかったですね。トンコツだけに。