僕が担当したのは設定2で、結果を先に言えば-1870枚でした。

まあ、低設定を半日打てば、そりゃ負けますよね……とこの日は納得したのですが、後日、データを振り返ってみたところ、どうしてこの内容で負けたんだろう?　と僕は頭を抱えました。

というのも、この日のAT初当り出現率は1/255.18で、設定6よりも優秀な数値だったんですよ。それにもかかわらず負けって。

そんなわけで、なぜ負けたのか、高設定と低設定では何が違うのか、そのあたりについて見ていこうと思います。

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※BZの備考欄は配列左の色と個数・発展時の色を表す。
例：青青青黄黄緑緑赤赤紫祝＝青3

11回初当りを引いて、最大獲得枚数がこちらの534枚でした。その他はデータを見ても分かる通り、152枚、77枚、95枚、62枚……というようにショボい枚数ばかり。負けた最大の理由はこれで、とにかくAT中がやれなかったんです。

ATを伸ばすためには、「ゲーム数を上乗せする」や「ATをループさせる」などがありますが、その中でも特に大事なのは、「ボーナスを引くこと」だと思います。

青7揃いで約160枚、赤7揃いで約100枚、鬼ボーナスは約48枚を獲得するのですが、ショボい枚数で終わったATと最大獲得枚数を叩き出したATを比べると、その差は「ボーナスが引けたかどうかの違い」でした。今回は青7を引いたのが大きかったですね。

あと、ボーナス後には必ずリーチ目高確に移行するので、そこを上手に伸ばせるかどうかも大切。その中でも緑以上のリーチ目高確は、めちゃくちゃ勝負所です。

今日は一度だけ緑帯を確認したのですが、ここまで来ると、ボーナス確率が上昇しているのを肌で感じ取れます。

しかも、帯の色は「ボーナス→緑帯→ボーナス→緑帯……」とリーチ目高確が終わるまで転落しないので、一気にメダルを増やす大チャンスなんです。頻繁には訪れない代物でしょうから、来たときは気合いを入れてくださいね！

レバーオンでアツい演出が発生し、「ボーナスもらった！」と期待しながら第１停止ボタンを押すと、リーチ目1確の中段チェリーがドスン。気持ち良い瞬間も味わえましたよ。

【トータルデータ】
■総ゲーム数…3737G
■通常時ゲーム数…2807G
■BZ出現率…1/116.96(24回)
■AT初当り…1/255.18(11回)

■AT中ゲーム数…703G
■真蒼剣ボーナス…1/703.00(1回)
■蒼剣ボーナス…1/703.00(1回)
■鬼ボーナス…1/140.60(5回)
■ボーナス合成…1/100.43(7回)

■差枚数…-1870枚

最後に設定推測について。

現状の推測要素で大きな差が存在するのは、AT初当り確率です。1/405.2～1/262.2なので、当然監視すべき部分なのですが、冒頭でもお伝えした通り、僕のAT初当り出現率は設定6以上の数値でした。

もしもホールで打っていたら、「AT中にボーナスを絡められなくて負けているけれど、高設定っぽい」と勘違いしちゃう展開。

ただ、そんなAT初当り以外の推測要素に目を向けると、そちらは低設定の匂いがプンプンします。

AT終了画面やボーナス終了画面、鬼ボーナス中のキャラは基本パターンが大半だったんですよね。

そのため、この日の僕のように「ATは軽いけれど、示唆画面はデフォルト連打」という台は危険かもしれません。

というか、いま気づいたんですが、本機のボーナスは、メダルを増やすだけでなく、設定示唆画面などから設定推測精度を上げる役割も担っているんですね。

勝つためにも、高設定をつかむためにも必要不可欠なAT中のボーナス。「ボーナスを制す者が新鬼武者2を制す」と、わりと本気で僕は思っていますよ！

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