現在ホールで活躍している数々のシリーズ機。そのすべてに数多の前身機が存在し、そこから各シリーズ機へと人気マシンの遺伝子が後継機へと受け継がれている。

となれば、気になるのはそのシリーズ機の起源（ORIGIN）となる「初代」マシン。はたしてそこからどう発展し、現在の最新マシンへと変貌を遂げて来たのか。

この「名機 the ORIGIN」ではそんな「初代」マシンにスポット！　最新の人気シリーズマシン、その元祖となる機種を知ることで最新シリーズ機をより深く理解し楽しめる…はず!!

シリーズを重ねていると途中から他メーカーからの登場…となることも多い中、堅実にシリーズ機として人気を博しているのが藤商事の「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズです。その初代マシンにあたるのは2000年5月に登場した「CRゲゲゲの鬼太郎」となります。

スペックは上記にある通り、当時王道のミドルスペック。特殊なゲーム性はなく、シンプルに2分の1の確変を連チャンさせつつ、演出を楽しむ仕様となっていました。ちなみに本機は「F」「2」の同時登場でしたが、デジタルの回転時間短縮がスタートするタイミングの違いだけで、主なスペックは同じでした。

そんな本機の主要アクションは上記の通り。

予告は全4種類、リーチは全12種類（SP除く）と当時の機種としてもやや多め。その中でも主役となるのが「鬼太郎系」と「猫娘系」の2つ。アニメでもおなじみのそれぞれのキャラの必殺技が図柄に炸裂する演出となっていました。

また子なき爺リーチ、砂かけ婆リーチはSPに発展することで信頼度アップとなる仕様でした。

そして本機にはプレミアムリーチと大当り予告が存在。

プレミアムリーチは2種類あり、アニメでもおなじみネズミ男やぬらりひょんが登場。当然、どちらも大当り確定でした。

また大当り予告も存在し、画面下から鬼太郎が登場。それだけでも十分アツく、さらに目玉のおやじが寝ていれば大当り濃厚となりました。

そんな初代マシンを経て、その後はコンスタントにシリーズ機が登場。そして間もなく登場するシリーズ最新機が「Pゲゲゲの鬼太郎 獅子奮迅」となります。ちなみに本機は「スマパチ ゲゲゲの鬼太郎 獅子奮迅SP」との同時導入となっています。どちらも最新のアニメを彷彿させる美麗さで、初代マシンとは全然違う作品かと思わせるくらいの演出を搭載。もちろんスペックもしっかり一撃が期待できる仕様に。シリーズファンはもちろんのこと、まだ打ったことがない人もぜひ導入を待って挑戦してみてください！

©水木プロ・イージーゴー2000