シリーズ機には変則的スペックが多いが初代は超王道!!
現在ホールで活躍している数々のシリーズ機。そのすべてに数多の前身機が存在し、そこから各シリーズ機へと人気マシンの遺伝子が後継機へと受け継がれている。
となれば、気になるのはそのシリーズ機の起源(ORIGIN)となる「初代」マシン。はたしてそこからどう発展し、現在の最新マシンへと変貌を遂げて来たのか。
この「名機 the ORIGIN」ではそんな「初代」マシンにスポット! 最新の人気シリーズマシン、その元祖となる機種を知ることで最新シリーズ機をより深く理解し楽しめる…はず!!
2001年4月、僕らの大怪獣がパチンコになってホールに上陸!!
現在、パチスロで快進撃を続けている「ガメラ」シリーズ。もちろんパチンコでも多数のシリーズ機が登場し、ホールで活躍してきました。そんなシリーズの初代マシンといえば2001年4月に登場した「CRガメラS」となります。
本機のスペックは当時では王道のミドルタイプ。もちろん複雑なゲーム性はなく、2分の1で突入する確変でどれだけ連チャンするかが勝負の決め手となりました。演出数は他機種と同レベルながら、それぞれにチャンスアップや法則性が存在。そのマニアックさが本機の人気の要因の1つとなりました。
そんな本機の演出は上記の通り。
予告は全4種類、リーチは全7系統と数的には当時として一般的。リーチによってはハズレ後にSPに発展するものもあり、それにより当然信頼度もアップする仕様でした。またリーチ中のミニキャラの数などで期待度が変化するといったチャンスアップ要素も多数用意されていました。
予告には圧倒的に激アツなものはなくリーチとの複合でアツくなるゲーム性。ただし各予告ともガセが多く、今のパチンコとはかなり予告自体の役割が異なっていました。
そして本機が当時の他機種と一線を画していた部分が確変抽選。
本機では大当りラウンド後に確変抽選演出が発生、そこで連チャンか否かを決定する仕様でした。ラウンド中にチャンスアップ要素などもありましたが、実際は大当り時の図柄と液晶右上に小さく表示される勾玉の色で確変を判別することが可能でした。
そんな初代マシンを経て、その後は1種2種混合機で2006年4月に「CRガメラエクストリームバトル」が、MAXバトルタイプ機として2009年7月に「CRガメラTHE BATTLE PACHINKO」が登場。どちらも特徴的なスペックゆえか大ヒットとはなりませんでしたが、一撃の威力は高く根強いファンのいる機種となりました。そして2015年6月にはタイヨーエレックから「CRガメラLXB」が登場。こちらは2代目ガメラと同じ1種2種混合機で、ライトミドルながら72%でRUSHが継続。2000発大当りも搭載しており、歴代機と同じく一撃が期待できました。しかしパチンコシリーズの登場はここまで。最近はパチスロでガメラが大活躍中だけに、パチンコでも再び脚光を浴びる可能性は大! その日を期待して待ちましょう。
現在時点でのパチンコ「ガメラ」シリーズ最新機といえばこちら!!
©大映 企画/株式会社タカラ
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