パチスロ要素も取り入れた変則スペックで人気に!
現在ホールで活躍している数々のシリーズ機。そのすべてに数多の前身機が存在し、そこから各シリーズ機へと人気マシンの遺伝子が後継機へと受け継がれている。
となれば、気になるのはそのシリーズ機の起源(ORIGIN)となる「初代」マシン。はたしてそこからどう発展し、現在の最新マシンへと変貌を遂げて来たのか。
この「名機 the ORIGIN」ではそんな「初代」マシンにスポット! 最新の人気シリーズマシン、その元祖となる機種を知ることで最新シリーズ機をより深く理解し楽しめる…はず!!
2005年1月、満を持して燃える闘魂がホールでリングイン!
2003年1月に登場し瞬く間に人気マシンとなった4号機パチスロ「アントニオ猪木という名のパチスロ機」。その登場から2年後の2005年1月、待望のパチンコとなって颯爽と登場したのが「CRアントニオ猪木という名のパチンコ機」です。もちろん本機がその後に続く「猪木」シリーズの初代マシンとなりました。
スペックは上記の通り変則的なミドルタイプ。基本出玉は6Rながら確変突入率は80%と驚異的。また確変大当りの6回に1回は15Rのプレミアムボーナスに! 一度連チャンに突入すれば理論上1度は引けることとなり、これが一撃大量出玉のトリガーとなっていました。
そのプレミアムボーナス当選のカギを握るのがパチスロから踏襲された「闘魂チャンス」。確変大当り後に突入し、上部リールにBIGが停止すれば15R確定となりました。またWアタッカーを搭載しており、15R時には玉が寄りやすい下アタッカーが開放する仕様となっていました。
その「闘魂チャンス」とともに本機の目玉といえるのが「強ハズレ」。アニメ猪木が活躍するキャラ系リーチに搭載されており、リーチハズレ後にこれが発生すれば一転して逆転大当りに! いわゆる復活演出ですが、特定の演出を用意することで弱リーチでも最後までドキドキできるゲーム性となっていました。
そして「猪木」シリーズには欠かせないおなじみの演出群は初代マシンから存在。
プロレス演出の相手はマスクマンのみですが、様々な展開が用意されており最後まで手に汗握ること必至。辻よしなり氏の実況がさらにテンションを上げてくれました。その他にも連チャン中の実写名シーンやプレミアムボーナス確定の道演出など、演出の完成度は初代から抜群でした。
そんな初代マシンを経て、その後はパチスロ同様、シリーズ機を量産。よりプロレスファンに刺さる演出・仕様へとパワーアップしていきました。そして現段階でシリーズ最新機となるのが2019年に登場した「CRアントニオ猪木 打てばわかるさ!ありがとぉー!!!闘魂ver.」。本機は小当りRUSHを搭載したミドルタイプとなっており、猪木シリーズならではの一撃出玉を感じさせる仕様に。その後はパチンコでの登場はありませんが、燃える闘魂がこのまま消えてしまうとは思えないので、今後の展開に期待したいところです。
現在時点でのパチンコ「アントニオ猪木」シリーズ最新機といえばこちら!!
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