【パチスロ名機】大都技研の激シブタイアップ機【デコトラの鷲】

デコトラの鷲

※過去の「栄光なき名機たち」記事

チワッスあしのです!

歴史に名を残す名機の傍らでひっそりと咲く佳作にスポットを当てるこちらの企画、今回は2009年に大都技研がリリースした『デコトラの鷲(シュウ)』について。

実際打ってみると驚かされる事も多く、好きで打ってる人も決していないわけではなかった機種で、まさしく「佳作」という言葉がピッタリの機種だと思います。

ただまあ時期が時期なので「敢えてコレ」というのはなかなかの変人かよっぽどの哀川翔ファンかのどっちかでありまして、少なくとも筆者の周りでは「ネタ」として扱われる事が多い機種の代表かもしれません。

んでそのネタ要素の多くは演出のイカれ具合…特に現実世界の柳沢慎吾が「ウゥゥー!ウゥゥゥー!」っていいながら両手でパトランプの形態模写をやる「警察24時」のネタが、よりにもよって実写で登場する伝説のプレミア演出に集約されてる気がします。

当時から柳沢慎吾は既に今の柳沢慎吾とあんまり変わらない柳沢慎吾であり、なんなら90年代の中盤くらいから安定して柳沢慎吾でありました。

ARTという強力な武器を持って新時代に突入した2009年のパチスロにおいて、なんとなく目の高さらへんにある液晶上の柳沢慎吾(しかも結構真剣な顔)と真正面から向き合いつつレバオンするのはなかなか精神が削られる作業であり、パチスロを打ちながら同じような気持ちになったことは他にありませぬ。

まぁ、筆者はシンゴちゃん結構好きなんですけどね。



デコトラ
5号機・大都技研/2009年

時代背景

ART黎明期の大都技研の機械といえばまっさきに『忍魂』を思いつく方が大半だと思いますが、『デコトラの鷲』はそれと同年のリリースでした。

ただし同年とはいえ新年と秋でだいぶ間を開けての稼働開始であり、トレンドが目まぐるしく移り変わってる時期であったことから打感は全然違います。

しかしこの『デコトラ』後は『鮪伝説』『押忍!操』『ギラギラ爺サマー』『秘宝伝~封じられた女神』『政宗』『押忍!番長2』とほぼ丸2年の間に7本の快作・怪作が市場に投入しされており、大都技研よ、4号機終盤の寡作っぷりは一体なんだったんだ…!? と目を丸くした人も多かったのではないかと思います。

まあ『鮪伝説』はおいとくとしてもこれらのART機はほぼこのコラムで取り扱うのが憚られるようなちゃんとした名機たちでありまして、『番長2』に至っては5号機全体の売上台数ランキングで上位に食い込んでおるなど、セールス的にも大健闘だったとの事で、実際に筆者もこの時期は「ARTといえば大都」「爆裂機の大都」みたいなイメージを持ってました。

んで、こういうART連発状態は時期的に見てもタイトルの『デコトラの鷲』が先陣を切っておるんですな。

名機 5号機

どんな台だったか?

はい、『デコトラの鷲』ですがこれは「おい勝又、カブトムシとクワガタどっちが旨いか知ってるか? …両方旨いんだよ」でおなじみ哀川翔さんのVシネオリジナルシリーズが原作という、おそらくはパチスロ史上初、激シブのタイアップ台でありました。

スペックはボーナス+ART機、ARTはゲーム数ではなくナビの回数で管理されてるタイプでした。

大きな特徴は3つ。

まずはいわゆる「無限ART」を搭載していること。

これは次回作の『鮪伝説』とその次の『押忍!操』にも搭載されており、この時期のトレンドだったことが伺えます(『緑ドン』のロケットモード、『マジカルハロウィン2』のスーパーカボチャンスなど)

次の特徴が「ボーナス中に状態があること」です。

ボーナス中にボーナス図柄が揃えばART! それ以降は上乗せ…! というのは既にあったアイデアですが、このボーナス揃えに押し順の概念を導入。ナビが出るかどうかは「状態」に左右され、全ナビが出る状態を超高確状態としました。

さらにもうひとつ「通常時の状態移行がテーブル式」というのも当時は珍しく、なんも引かなくてもゲーム数により高確率状態に移行するというのは『番長2』にも受け継がれておりまして、これらから考えるとなにげにこいつ、タイアップの奇抜さとは裏腹にしっかり売れ筋をおさえつつ斬新性も取り入れて作り込まれた渾身の佳作だったと言えるでしょう。

むりくり絵にせずとも実写とのハイブリッドみたいな演出にすればだいぶ印象が代わり、もしかしたら名機枠に入ってたんじゃないかなとすら思います。

そういやこの辺の「演出(というか絵)がネック」というのは同じ大都の『TWENTY FOUR』『鮪伝説』も横並びなのかも?

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