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【パチスロ名機】マジでめちゃくちゃ期待してた【あしたのジョー】

5号機 名機

※過去の「栄光なき名機たち」記事

チワッスあしのです!

パチスロ界に燦然と輝く名機達のそばでひっそりと咲き誇る佳作を紹介するこちらの企画「栄光なき名機たち」。

今回は2010年にサミーがブチ込んだ怪作『パチスロあしたのジョー』について。

2010年といえば『新鬼武者』『デビルマンII 悪魔復活』『マジカルハロウィン2』『バジリスク~甲賀忍法帖~』『パチスロBLOOD+』『ギラギラ爺夏』などがリリースされた年で、ART機ブームの真っ只中もいいところの時期です。

今のATもそんなに変わってませんが、当時のARTの継続システムには大きく分けて3つの系統があり、ひとつめがセット数で管理するタイプ、ふたつめがゲーム数で管理するタイプ、そしてもうひとつがボーナス間での転落がない、いわゆる「バトル式」のタイプでした。

バトル式のシステムは今の若者には微妙に理解しづらいかもしれませんが、ボーナス確率をひたすら高くし枚数を抑え、それ自体をARTの突入&継続の抽選トリガーにするというもの。

ボーナスを引かなければ永久にARTが続きますし、引いても継続抽選にパスすればまた無限ARTに突入する、みたいな感じです。

これは継続抽選と消化ゲーム数が全くリンクしていない事からヒキ次第では単発でも十分な出玉が見込めるという利点がある一方、やっと入ったARTが1Gで即パンする危険性も孕んでおり、まあ安定性とは無縁の仕組みでありました。

toheart2
5号機・サミー/2010年

力石をひたすら殴るラッシュ

この手のタイプとして有名なのはJPSさんの『2027』や山佐さんの『パチスロキン肉マン』、それにKPEさんの『パチスロときめきメモリアル』なんかがあります。

のちにART中の純増枚数アップのための仕組みとして「ゼロボーナス(常に成立してて揃わないボーナスのこと)」というアイデアが編み出され実装されていったため、そもそもボーナスを契機にARTの突入・継続抽選をするぜというのが出来なくなっていったことで市場からは姿を消していく事になりましたが、ごく高い確率の(疑似)ボーナスを契機にしてATやART抽選を行うという打感自体は、例えば『バジリスク~甲賀忍法帖~絆』どにもフワッと残っております(初代も似た感じだったけど)。

んで今回とりあげる『パチスロあしたのジョー』なんかもど直球でこのバトル式でありました。

筆者、いわゆるバトル式とか肉タイプって言われてる機種は結構好物でしたし原作の『あしたのジョー』も超絶好きだったんで、マジでめちゃくちゃ期待してたんですよねこれ。

名機 5号機

とりあえずサクッとスペックをアレしときますと、本機は合算約1/85程度で成立するボーナスでラッシュの突入・継続を抽選するART機でした。

ボーナス確率がめちゃ高いので通常時は飽きずに遊べ、特に頻繁に成立するチャンスリプレイが重複率約30%のビッグチャンス役となっておることから、二千円くらい打てば何か当たりそうな気配がビンビンするという意味で、お小遣いスロッター御用達の低投資台の筆頭とも言えましたな。

通常時の演出もカッコ良く、ボタンごとに切り替わるステップアップ・全画面カットイン演出みたいなのもバッチリ名場面をチョイスしてあってグッときます。

曲(というかBGM)の使い方も非常によく原作ファンのテンションもガッツリ上げてくれるんですが、ただそれらを全部無に帰す致命的な欠点がいっこあって、そこがなんとも不味いヤツでした。

ラッシュ、つまり無限ART中なんですけど、この機種の場合その名前が「ジョーRUSH」といいまして、消化中のボーナス成立で力石を相手にした継続バトルが始まるよ、みたいな建て付けなんですが、意味不明なことにボーナス成立前のART状態から既に力石をナビに採用しておるのです。

名機 5号機

要するにART中、メイン小役が成立する度に3つに分裂した大力石、中力石、小力石がヌルっと出てきて、それを大中小の順番でボコボコにし続けるわけです。

しかもご丁寧に「ヌァッ、グァッ、ウワッ」みたいな悲鳴付き。

原作のジョーのファンは高確率で力石のファンでもあるわけで、しかもこの勝負のあと力石は死にますからね。

なにしてくれてんねんというのがこれほど似合うナビも珍しい。

さらにART中にひたすらボコボコにした力石が、継続バトルではめちゃくちゃ強いというのも意味がわからない。

なんで通常時こんなに良く出来てて、ラッシュに入るとこんな有様なのか。

これ逆だったらまだいいんですけど、一番大事なところでガクンとテンション下がる感じはいただけない。

なんかすっごい美人と知り合って頑張って口説いて、いざデートだぜとなった段階でラッセン買わねぇかと言われた感じに近かった。

まじでやめてこういうの!

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(C)高森朝雄・ちばてつや/講談社, (C)Sammy

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