現在ホールで活躍している数々のシリーズ機。そのすべてに数多の前身機が存在し、そこから各シリーズ機へと人気マシンの遺伝子が後継機へと受け継がれている。

となれば、気になるのはそのシリーズ機の起源（ORIGIN）となる「初代」マシン。はたしてそこからどう発展し、現在の最新マシンへと変貌を遂げて来たのか。

この「名機 the ORIGIN」ではそんな「初代」マシンにスポット！　最新の人気シリーズマシンの元祖となる機種を知ることで最新シリーズ機をより深く理解し楽しめる…はず!!

「聖闘士星矢」シリーズのパチスロ初代マシンといえば、2012年9月に5号機として登場した「パチスロ聖闘士星矢」です。

2011年8月にパチンコで「CR聖闘士星矢」が登場した約1年後にパチスロとして登場したことになります。

仕様は1ゲーム約2.8枚純増のAT機となっており、導入後はその爆発力とゲーム性でまたたく間に人気マシンとなりました。

出玉の中心となるのはAT「聖闘士RUSH」。導入当初は現役機種トップクラスの威力を誇り、RUSH中はバトル演出が発生します。

そしてこのバトルこそが本機の要で、勝利すればループ率アップ抽選が行われ、さらに勝利するほど星矢たちもパワーアップ！　大爆発も期待できる仕様となっていました。

基本的な演出は上記の通り。原作に基づいた演出も多く、ファンにはたまらないものでした。

また現在のシリーズ機は3D演出が中心となっていますが、本機はRUSH時のバトル演出中以外はほぼ2Dで展開。これにより、通常時はアニメを見ているかの雰囲気を感じることができました。

最後にオマケとして実戦データを。

これは設定1の実戦ながらなんと5000枚オーバーを叩き出したもの。ツボにはまれば一撃でこのくらいの出玉が期待できる仕様ということですね。

©車田正美/集英社・東映アニメーション