現在ホールで活躍している数々のシリーズ機。そのすべてに数多の前身機が存在し、そこから各シリーズ機へと人気マシンの遺伝子が後継機へと受け継がれている。

となれば、気になるのはそのシリーズ機の起源（ORIGIN）となる「初代」マシン。はたしてそこからどう発展し、現在の最新マシンへと変貌を遂げて来たのか。

この「名機 the ORIGIN」ではそんな「初代」マシンにスポット！　最新の人気シリーズマシン、その元祖となる機種を知ることで最新シリーズ機をより深く理解し楽しめる…はず!!

「引き戻し期待度64.5％×2」という変則的な連チャンシステムと超多彩な俺の嫁候補を搭載した画期的萌えパチといえば「戦国†恋姫」シリーズの初代マシンにあたる「CR戦国†恋姫」です。登場は2016年10月のこと。

1種＋2種混合機で小当りからのV入賞大当りを搭載することでこのシステムを実現。ただしゲーム性が複雑ということはなく、液晶の指示通りに打てば損することなく演出と連チャンを楽しめる親切仕様でした。

そんな本機の演出の特徴といえば超変則ギミックとリーチ中に発生する「俺の嫁カットイン」。

液晶を覆い尽くす可変ギミックは4段階に変化。変動開始からリーチ中まで段階ごとにチャンスとなり、最終の「天下ラブインパクト」まで発展すれば激アツとなりました。

俺の嫁カットインはただただ「尊い」演出。リーチ中に発生すれば信頼度は60％オーバーとなりました。

その他の液晶演出群は上記の通り。通常時演出は非常に多彩なうえ、萌え演出も多数搭載されていました。

連撃ラウンドシステム中は1stチャレンジと2ndチャレンジで演出が変化。特に恋姫を自分で選択可能な2nd「天下ラブチャンス」はいろんな意味でドキドキすることができました。

そんな初代マシンを経て、2021年にP機となったシリーズ機として登場したのが現在好評稼働中の「P戦国†恋姫 Vチャージver」です。本機にはWチャンスではなく新たに「Vチャージシステム」を搭載。これにより新感覚の連チャンを味わうことができる仕様となっています。もちろん本シリーズには欠かせない萌え要素も満載！　シリーズファンだけでなく、萌えパチファンもホールで見かけたらぜひ挑戦してみてください。