現在ホールで活躍している数々のシリーズ機。そのすべてに数多の前身機が存在し、そこから各シリーズ機へと人気マシンの遺伝子が後継機へと受け継がれている。

となれば、気になるのはそのシリーズ機の起源（ORIGIN）となる「初代」マシン。はたしてそこからどう発展し、現在の最新マシンへと変貌を遂げて来たのか。

この「名機 the ORIGIN」ではそんな「初代」マシンにスポット！　最新の人気シリーズマシン、その元祖となる機種を知ることで最新シリーズ機をより深く理解し楽しめる…はず!!

パチンコで次々とシリーズ機が登場しているため、パチンコだけのタイアップと思われがちですが、実はパチスロでもシリーズ機が登場しているのが「クイーンズブレイド」。その初代マシンとなるのが2012年4月に登場した「パチスロ クイーンズブレイド 流浪の戦士」です。

スペックはARTではなくRT搭載の5号機。準ノーマルタイプともいえるシンプルなゲーム性で、ボーナス＋RTで出玉を増やしていくゲーム性でした。そのRTである「ガイノスMODE」は次回ボーナスまで継続する仕様で、最大5個までストックされるため、それがそのまま爆発力に直結しました。

SRT「ガイノスMODE」の詳細は上記の通りで、突入時は押し順をミスしない限り次回ボーナスまで継続。1Gあたり約0.6枚の増加が見込めました。

そのSRTへはチャンス目を契機に突入。チャンス目出現後は「エキドナの特訓」に移行し、ここで特訓が成功すればSRT突入となりました。

またチャンス目はその出現回数でRT突入を管理しており、最大12回出現すれば天井となりRT突入が確定しました。

ボーナスはBIGなら最大311枚、REGなら最大103枚獲得可能。これらのボーナス同時成立の契機によってRTのストックが抽選されました。

RTストック抽選にハズれた場合はチャンス目の天井振り分けをここで決定。当選した場合はRTストックとなり、1回の当選で最大5個ストックされることも。ストック時はボーナス終了後、1回目のチャンス目でRT突入となりました。

そんな初代マシンを経て、翌年7月にはシリーズ2代目となる「パチスロ クイーンズブレイド2 玉座を継ぐ者」が登場。こちらはAT機となっており、ボーナスではなくATで出玉を獲得していくゲーム性となっていました。またその後すぐに「パチスロ クイーンズブレイド2 玉座を継ぐ者 バトルバージョン」が！　こちらはATの純増枚数がアップした仕様となっていました。しかし、本シリーズは現在ここまで。ここ数年はパチスロで登場していません。ファンとしてはパチンコではおなじみのタイアップ機だけにパチスロでもその活躍を見たいところ。その復活の日を心待ちにしましょう！