虚心坦懐のGoing Underground、第114回。

今回は、2011年頃のお話。

パチンコは、「CRぱちんこ必殺仕事人Ⅳ(京楽)」「CRびっくりぱちんこスケバン刑事(京楽)」「ぱちんこCR蒼天の拳(Sammy)」「CR暗黒騎士呀鎧伝(サンセイR&D)」「CRプレミアム海物語(三洋)」などが登場。

パチスロは、「パチスロ北斗の拳 世紀末救世主伝説(Sammy)」「押忍！番長2(大都技研)」「ミリオンゴッド～神々の系譜～(ミズホ)」「パチスロ鉄拳2nd(山佐)」「ミラクルジャグラー(北電子)」などが登場。

そんな中、ゴト被害が大きく即撤去されてしまったのが「赤ドン雅(エレコ)」でした。

2011年にエレコから登場した5号機のA+ART機。416枚獲得できるBIG確率は全設定共通で1/1260.3、ART突入率は設定1～6で1/271.9～1/202.6。機械割は設定1～6で98.2％～115.8％となっていた。

ART「雅RUSH」は1セット50Gの純増1.8枚で、その上位でドン揃いが200倍アップする「祇園RUSH」があった。

電波を使用し、センサーを誤動作させて大当りの乱数を取得するゴト。パチンコの場合、スタートのセンサーに電波を飛ばし、大当り乱数を狙い打ちして玉を打たずして当ててしまうというもの。こちらは以前、器具の値段なども当コラムで紹介しました(→リンク)。

パチスロの場合、多いのが設定変更電波ゴトで、主電源が落ちた際に初期設定に戻る機能を利用したものが主流です。しかし、今回取り上げる「赤ドン雅」のゴトは、中でも「ショートゴト」と呼ばれ、ARTの突入を誘発するゴトとなっていました。

また、実は同様の電波ゴトが「緑ドン」「ミリオンゴッド～神々の系譜～」でも行われており、手順を踏まずにARTに入れている人を見た時点でゴトと認識していました。

なので、友人の店長などには、こっそり「ゴトやられているかもよ？」と教えていました。実際に、調べてみるとCOMエラーが数十回も確認できたそうです。

人気はほどほどで、ゴト被害も大きかったため、あっという間に「赤ドン雅」はホールから姿を消しました。個人的には、前作の「赤ドン」から好きな機種であったこともあり、残念でならなかった。

で、久々登場のいつものコピペｗ

ゴト行為は犯罪です。窃盗罪であれば10年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられます。

ゴトは一部の人の不正行為ですが、我々パチンコファンにも影響があります。こういったゴト行為で出た損失は、設定状況や釘状況に影響し、巡り巡って私たちファンの負担になってしまうのです。

そうならないためにも、ホールさんにはくれぐれも警戒を頑張ってもらいたいものですね。

また、今回記載したネタは10年以上も前の昔話であります。現在においてもゴトを行うような犯罪者は実在こそします。が、本当に本当に限られた極一部の人間なので、一般ファンの皆さんは過剰に反応せずに、どうかいつもどうりパチンコパチスロを楽しんで欲しいと思います。