最近Twitter上で見かける事も多くなってきた"期待値"という言葉。

パチンコでいうところの意味は「打ち込み回数に対する、確率通りに当たった場合に得られる、若しくは失う金額」ですね。

失う方の話はまた今度するとして、今回はこの"期待値"の捉え方の話を。

"期待値"という言葉はよく、「期待値を積んだ」などと使われがちですね。

しかしこれ、正しい使い方かと聞かれると疑問があります。

「負けたけど、期待値積んだから次勝てる」とか、「後々勝てる」という風に聞こえるんですよね。

ここからの内容は、決してその表現を否定するわけではありません。

言葉の意味なんて人それぞれで捉え方が違うし、使うシーンも違う。

ただ、言葉の意味や使い方は構わないんですが、考え方が間違っていると無駄にイライラしたり、不安になったりする部分もあると思うので、それを払拭するのに貢献できればと思い書いています。

期待値は積んでいないです。

積まれるものではありません。

"期待値"という言葉を使っている人はおそらく認識していると思いますが、パチンコにおいて「今日は全然当たらなかったから、後々この分がちゃんと返ってくる」という考え方が間違っている事は理解していると思います。

常に同じ確率で抽選していますからね。

同じ理屈で"期待値"を積んでも、後々欠損分が返ってくることはないです。

これをシッカリ理解していれば、「先月も先々月も欠損だったのに、なんで今月も欠損なんだよ、返ってくるまでにパンクするわ！」というイライラは生じないのではないかと思います。

では"期待値"の正しい捉え方とは？

これは僕が考える正体なので、間違っているかもしれません。

なので、そう思った人はそう思ってくれてけっこうです。

上手くいかずに憤りを感じている人の溜飲を下げる事ができれば、それでいい。

僕は"期待値"を、こう捉えています。

これだけです。

明日には何も影響しないし、積まれない。

どちらにしろ、勝つためにやる事は「必要な大当り出玉を取れた上で必要以上の回転率の台を極力長く打つ」に変わりはないです。

「期待値は積もる」と考えている人と僕の間に収支の差は出ません。

しかし、欠損による不安や憤りを感じている人の救いになればと思い、山ちゃんボンバー流の考え方をお伝えしてみた次第です。