同じ期待値でも、時給を上げる方法がある
近年、パチスロ関連の媒体や個人発信で「期待値」という言葉をよく耳にします。
この「期待値」の使われ方は、主にその台をプレイした際に予測される平均的な収支を指します。数学的な概念を基にしており、特定の台で見込める平均的な「利益」を数値化したものです。
さらに、これに付随して「時給」という言葉も使われています。これは「期待値」に、時間の概念を加え、1時間あたりの平均収支(期待値がいくら得られるか)という指標です。
一般的に時給を上げるには、より高い期待値(出玉率の高い台)を選ぶことが重要です。つまり、設定狙いであればより高設定を打つ必要があり、ハイエナ狙いであればより条件のよい台を打つことです。
しかし、同じ期待値の台でも時給を上げる方法があります。
それは、1時間により多くのゲームを回すことです。
パチスロには「ウェイト」と呼ばれるゲーム間隔の制御があり、最短で4.1秒かかります。さらに近年登場する機種は演出用ウェイト(フリーズ演出)や疑似遊技が搭載され、1時間に回すゲーム数に実質的に制限があります。
しかし、「演出カスタム」の仕様を理解すれば、より多くのゲーム数を回すことが可能になります。
たとえば『押忍!番長4』であれば、選択されたキャラによって疑似遊技の発生回数が変わり、操BBであれば疑似遊技は発生しません。つまり、その他のキャラ選択よりも短い時間でボーナスを消化できます。
8月の新台であれば、「Lワンパンマン」のBBも同様で、最終告知を選択することで、より短い時間でBBを消化することが可能です。
この演出カスタム仕様のポイントは、本来遊技で使うボタンやレバーを使った操作によるカスタムであるということです。
『押忍!番長4』や『Lワンパンマン』の選択画面を見ていただければ、MAXBETや停止ボタンなど、普段はパチスロの遊技で使われているボタンを使った操作であるということが分かります。
操作する箇所に注目して、攻略法を探るべし
実は、演出用ウェイトの秒数や、疑似遊技発生確率はこれらのボタンを使わないと変更はできません。たとえば、チャンスボタンやメニューボタンなど、実遊技で直接関係ないボタンでの操作では変えられないということです。
例を挙げると、『スマスロ真北斗無双』の流派選択や、『L ToLOVEるダークネス』」のモード選択は表面上の演出は変わりますが、演出用ウェイトの秒数、疑似遊技発生確率は変化できません。
パチスロで演出を選択する際は、MAXBETやレバー、停止ボタンを使う操作があるかに注目してみてください。
これらが使われている場合は、疑似遊技や演出ウェイトをカットし、時給を上げる打ち方が考えられます。ぜひ、自分なりの攻略法を探ってみてください。
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