※『パチンコの勝ち方』過去の連載まとめはコチラから。

※※山ちゃんボンバーの最新台攻略コラム、コチラもオススメ！『【パチンコ新台の勝ち方】完全解説！ 攻略で等価ボーダーが15.4まで下がる!!』

今回は「騙されるな！」というお話を。

イベントの告知を自店では出来ないパチンコ屋さん。

そこで近年流行っているのが、いわゆる「晒し屋」を使うという手段です。

店とは関係ない(という体の)誰かが、SNSにて「○○は1/○で設定○」みたいな事を、あくまでも自分の予想風に拡散するやつ。

少し前まではパチスロだけでしたが、最近はあれのパチンコ版で「○○の島は全台ボーダー+2以上」みたいなのが増えてきました。

これに対して冒頭のセリフ。

パチンコの勝ち方に詳しい方、このコラムを頑張って読んでくれている方ならご存知かもしれませんが、ボーダーって出玉で決まるんですよね。

色んなサイトでボーダーラインを表記しておりますが、サイトによって異なりますよね。

あれは、出玉がどれくらい取れているかという条件によって、算出されるボーダーラインが変動するからです。

計算しないでパチマガの数値を無断でパクって小数第一位をちょこっと変えるだけ……なんていうサイトも多数ありますが、ま、ネットなんてそんなモン。

さらに言うと、等価なのか28個なのか、交換率や打つ仮定の時間によっても変わります。

晒し屋が晒す"ボーダー+2以上"の「ボーダー」はどんな条件で算出されているか明記していない。

つまりいくらでも嘘がつけるという事です。

極端な話、例えば新世紀エヴァンゲリオン〜未来への咆哮〜で17.5回/千円しか回らなくても、「ウチの店は上手なお客さんが多いから、17.5でもボーダー+2です」が、まかり通るんです。

さらに言うと、これは僕の25年の経験で感じているだけの、何の証拠もない話ですが、ちゃんと"全台ボーダー+2以上"で扱える程、台の運用が上手な店長さんは少ないです。

「"以上"なんだから最低が+2ならいいんでしょ？」と考えられるんですが、そのやり方で+3〜5くらいのが数台あったりすると、単純に予定よりもかなり割が上がってしまうので、"ギリギリ+2"でやりたいのが人情。

となると、そんな微妙な運用はかなり難しいですからね。

何より、そういう告知をしている店の台が「僕が考える"その店の一般的な条件で算出した"全台ボーダー+2以上」だったこと、今のところあまりないです。