▼「黒ずくめの組織」が業界の最前線をブッタ斬る!! 過去の記事はコチラから♪

なんか、最近おかしくないですか? いや、良い意味で。

先日、朝から都内の某パチンコ店の強い日に並んだのです。抽選番号は300番台だったものの、なんとかお目当てのスマスロ北斗の拳に着席。

せっかく朝から並んで行ったのだから、ちゃんと高設定ツモって勝って帰りたい…という思いが先行し、いつものパチスロ からくりサーカスやLパチスロかぐや様は告らせたいをスルーしてその日は北斗だったのです。

最初のボーナスでしっかり金トロフィーが出て、その日は結果的に4000枚出すことが出来てそれは良かったのですが、問題は店内の設定状況なんです。

昼過ぎ頃から最前線・最大台数を構える北斗にチラホラ空きが出て、その後半分にも満たない着席状況。都内ど真ん中有名店の強い日なので、客層ももちろんハイレベル。その方々がヤメていくってことはですよ、それはつまり…低設定だったのです。

14時過ぎに店内状況が気になって見回してみると、導入から数週間が過ぎたLパチスロ シン・エヴァンゲリオンが満台。

Xで調べてみると、どうやら全台系をやっていた模様。その後も続々と情報は出続け、パチスロ甲鉄城のカバネリ、スロット ゾンビランドサガ、スマスロ 一方通行 とある魔術の禁書目録で全台系報告あり。

そうなんです。

一昔前なら、北斗やからくり、ジャグラー等、店舗が推す機種にしか設定が入っていなかったのですが、最先端の都会ではお客様が高設定を打ってみたい機種に設定が入っていたのです!

私もこの業界は長いので、設定状況などはよく分かるのですが、基本的に強い日はメイン機を推し、寿命の短いであろう機種は利益を取るというのが定石でした。それが今では顧客主導になっていたのです。

特に当時シンエヴァは評価する声もあったものの、稼働貢献は短いだろうと予想されていた機種。そのような機種に入るという事自体、セオリー無視なんですよね。

このようなことが直近数ヵ月で何度かあり、それは確信に変わりました。いや、とても良い事じゃないですか!?

私がパチンコ業界を志した理由は、ユーザー目線で設定を入れてみたいと思ったから。この業界に入ることを決意した初心をすっかり忘れていました。

昨今のパチンコ業界は斜陽産業と言われて売り上げは右肩下がりでしたが、お客様に寄り添う事が業界の未来を明るくするように見えました。

適度な射幸性と利益を取りすぎない環境。それが整いそうな希望の光を見たような気がします。

この記事を読んで頂いているホール関係者の皆様、どうか再考願います!

それではまた来週!!!

※記事の内容はあくまでライター個人の意見であり、編集部とは一切関係ありません。