これを書いている（2018年）5月中旬現在、応援する阪神タイガースは得点力不足で危機的状況。それに加え金本監督を悩ませているのは、不振が続く鳥谷選手の処遇だ。同選手は連続試合出場を継続中。同球団の新記録を達成し、次は日本記録を…といった段階だ。

もちろん、本人が「継続させてくれ」とは言わないだろうが、これほど試合に出続けたということは、チームにとっては長年の功労者。監督としては記録を達成させてあげたいと考えるだろう。

そういえばこの状況は、奇しくも金本監督本人が連続試合出場で当時の監督である真弓氏を悩ませていた頃と同じ。なんとおそろしい神のイタズラだろうか…。

記録や成績はプロ野球選手にとって重要だ。だが、それが足かせになってチームに影響することもある……。

例えば、先発投手が5回まで投げきらないと勝ち星がつかないとか、〇点差までなら救援投手にセーブがつくとか……これらが無ければ戦術も大きく変わるかと。