今回は回転率の簡単な把握の仕方を紹介します。

打ちながら回転率を見ていく際に、千円ごと、5千円ごと、1万円ごとに回転数をメモったりしますよね？

他にも、大当りした時には上皿を調節して、連チャンが終わったらまた調節して打ち始めたり。

これってまぁめんどいですよね？

連チャン後なんかは玉が払い出し終わるまで待たなきゃいけなかったり。

それはもう時間の無駄だし、プラスの台なら期待値を落とします。

そんな手間を必要としない、回転率が気になった時に計算すれば把握できるやり方です。

当然やってる方も多いと思いますが、知らなかった方は便利なので見てってください。

メモるデータは3つ。

①当たった時の回転数
②大当り出玉
③使った金額

これだけです。

やり方を簡単に言うと、計算したくなった時までの通常の全回転数を、全打ち込み玉数(を金額に直した値)で割り算するだけです。

このデータ。

①当たった時の回転数

初当り1回目……86回転
初当り2回目……447回転
初当り3回目……816回転
現在……388回転
(ラッシュ抜けが0回転の機種で考えてみましょう)

②大当り出玉

大当り出玉1回目……1400個
大当り出玉2回目……2800個
大当り出玉3回目……16800個

③使った金額

総投資金額……54000円

次に、ここまでの全打ち込み玉数を算出します。

総出玉
1400+2800+16800=21000個

ここから、現在の残り玉数を引く

21000-12120=8880個

これは、「使った出玉」となります。

これを金額に変換
8880×4(1玉の金額)=35520円

ここに総投資を足すと、使った出玉と使ったお金が金額として出ます。

35520円+54000円=89520円

つまり千円札で89.52枚分が全打ちこみ玉数となります。

一方、通常回転。
86+447+816+388=1737回転

これを割り算するだけです。

1737÷89.52=19.04……

結果、千円あたりの回転率は「19.04回/千円」となります。

しっかり把握して押し引きを判断していきましょう。