◎人名検索

    パチマガスロマガ所属
    パチンコライター

  • 和泉純
  • ドテチン
  • りんか隊長
  • 優希
  • 七之助
  • きなこ
  • パンダ
  • はじめ
  • 袴一平
  • TAKA
  • 奏弥
  • カルキ
  • 虚心坦懐
  • 黒咲さゆ
  • ボギー植竹

    パチマガスロマガ所属
    パチスロライター

  • しのけん
  • 松本バッチ
  • フェアリン
  • レビン
  • ドラ美
  • わるぺこ
  • 銀太郎
  • ヘミニク
  • くまちゃむ
  • 角屋角成
  • jin
  • ガンちゃん
  • 千奈里
  • 菊丸
  • ウド茂作
  • 真田シュン
  • 日向七翔
  • 天香膳一
  • 音華花(おとはるか)
  • ゆう

フリーランスライター

  • 助六
  • ロギー
  • 緑山淳
  • 永浪
  • アラプロ
  • あしの
  • ニッシー
  • 荒井孝太
  • 「あきげん」秋山良人
  • まっつん
  • パチンコお姉さんはるちん
  • ジャイロ
  • 黒ずくめの組織
  • ジェイさん@発信する遊技機クリエーター
  • 山田桃太郎

◎日付検索

カレンダーの日付を押すと、その日に更新された記事が一覧で表示されます。

【パチンコ】平気で10万発出るのに攻略法まで存在したバケモノ連チャン台

【パチンコ】平気で10万発出るのに攻略法まで存在したバケモノ連チャン台

あのメーカーは今!?⑥ タイヨーエレック

はじめに

虚心坦懐の「あのメーカーは今!?」、第6回。


今から30年程前はどこのホールでも設置があったアレパチ。そして、そのアレパチというジャンルを生み出したタイヨーエレック。そう言えば、最近この社名あまり耳にする機会がなくなりましたね。

今回は、そんなタイヨーエレックに焦点を当てていきたいと思います。

タイヨーエレックとアレパチ

1973年、コインで遊技する遊技機・アレンジボールのメーカーとして太陽電子が設立されました。そして1982年、コインの代わりにパチンコ玉を使用してアレンジボールとパチンコを掛け合わせた「アレパチ」を開発。パチンコに新ジャンルを確立しました(※「アレパチ」は太陽電子の登録商標)。

1989年にはヒット機「ワイワイワイ」を発表。この機種には清算ボタンが搭載されていて、先輩から「左右ゾロ目になったら単発打ちしつつ、玉がハズレ穴に入りそうになったら清算ボタンを押すことで簡単に大当りが狙える」……と、大昔のパチンコならではのガチな攻略手順を教わったのですが、虚心がホールデビューした頃には清算ボタンなど存在しなくなっていました(笑)。

ワイワイワイ(太陽電子|1989年)筐体
ワイワイワイ(太陽電子|1989年)

その後も「スーパーアレパチ」「アレパッチン」などアレパチを次々と発表。一方、デジパチでは爆発力がありすぎて販売自粛となった「ファンタジー7」などを発表、権利モノでは1/70の小当りからでも権利が獲得できる「生駒記念2」などを発表しました。

スーパーアレパチ(太陽電子|1992年)筐体
スーパーアレパチ(太陽電子|1992年)
アレパッチンDX(太陽電子|1993年)筐体
アレパッチンDX(太陽電子|1993年)

1995年には伝説となる爆裂アレパチ「CRバカづき浜ちゃん」をリリース。非常に裏モノの多い機種で、ロットごとにセット打法が複数ありました。因みに、役モノのウサギの名前は「ラスカル」()

CRバカづき浜ちゃん(太陽電子|1995年)バカ浜 盤面
CRバカづき浜ちゃん(太陽電子|1995年)

翌年に「太陽電子」から現社名の「タイヨーエレック」に変更し、浜ちゃんシリーズ(?)新作「CRそれゆけ浜ちゃん2」をアレパチではなく権利モノで発表。こちら何と電圧60Hzの西日本で稼働した場合、平気で10万発出てしまうようなバケモノ連チャン台で、しかもかなり強い攻略を掴んでいた虚心にとってはたまらない機種でした。

CRそれゆけ浜ちゃん2(タイヨーエレック|1996年)筐体
CRそれゆけ浜ちゃん2(タイヨーエレック|1996年)

巨大液晶の先駆け

……と、このような感じで爆裂マシンを作るイメージしかないメーカーでしたが、1997年、業界初10.4インチの巨大液晶を搭載した「CR海底天国7」「CRおかっ引き銭形くん3」「CRかましの金ちゃん3」を発表。当時は4インチ液晶が主流でインパクト抜群でしたし、何より驚きの美麗液晶で多くの打ち手の目を惹きました。ただ、異常に釘が少ない台でもあり、ホールは利益調整が非常に難しかったとか。虚心も、保3止めがめっちゃやりづらい機種でした。

CRおかっ引き銭形くん3(タイヨーエレック|1999年)
CRおかっ引き銭形くん3(タイヨーエレック|1999年)

この後も、「CRそれ打て浜ちゃん2」や、一部ロットでセット打法(→コラム)が有効だった「CRひとみの料理教室2」を発表した頃、創業者一族の名物社長佐藤英理子氏が社長に就任し、2001年には大証ジャスダックへ上場しました。サトエリ社長はメディアにも多く出演していましたね。しかし2004年、規則変更の問題もあり、同社の看板機種のアレパチも「CRアレパチ連発おはな」を最後に発表はなくなってしまいました。

CRひとみの料理教室2(タイヨーエレック|2001年)
CRひとみの料理教室2(タイヨーエレック|2001年)
CRアレパチ連発おはな(タイヨーエレック|2004年)
CRアレパチ連発おはな(タイヨーエレック|2004年)

そしてその翌年、心機一転パチスロ「吉宗」「番長」でお馴染みのイートレックジャパンと業務提携し、「CR五右衛門」「CR伝説の巫女」を発表。2007年にはSammyと資本提携を結び、社長の名前を使った「CRそれゆけエリちゃん」を発表。しかし、大ヒット機種に恵まれず、パチンコ人気が徐々に低迷してきたこともあり、2011年にはSammyの完全子会社となりました。

CRそれゆけエリちゃん(タイヨーエレック|2007年)
CRそれゆけエリちゃん(タイヨーエレック|2007年)

以後、パチンコの筐体も「CR龍が如く 見参!」からSammy系新枠「kaleido」が採用された。その後、「CRサムライチャンプルー」シリーズや「CRブラックラグーン」シリーズ、名機「CRビッグドリーム」を経て、2017年「CRビッグorスモール」を最後に、パチンコの新機種の発表はなくなってしまいました。

CR龍が如く 見参!(タイヨーエレック|2011年)
CR龍が如く 見参!(タイヨーエレック|2011年)
CRサムライチャンプルー2(タイヨーエレック|2011年)
CRサムライチャンプルー2(タイヨーエレック|2011年)
CRブラックラグーン(タイヨーエレック|2011年)
CRブラックラグーン(タイヨーエレック|2011年)
CRビッグドリーム~神撃399Ver.(タイヨーエレック|2015年)
CRビッグドリーム~神撃399Ver.(タイヨーエレック|2015年)

まとめ

虚心的には、攻略ネタも含めて最もお世話になったパチンコメーカーと言っても過言ではありません。一般的にアレパチと言えば「アレジン」「エキサイト」の藤商事という印象が強いかなと思うのですが、太陽電子、タイヨーエレックなくしてこの2機種は存在しなかったのです。

そして虚心は、このメーカーのアレパチを圧倒的に打っていたこともあり、もう新機種がリリースされないのは非常に寂しく感じる。アレパチ自体も全く見なくなり、残念無念……。

それはともかく、本稿を見返してみると裏攻略のコラムで取り上げた機種ばかりだな~()


アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヵ月
  • 総合