「ぱちんこパチスロ版権」という名の一大コンテンツ産業

「ぱちんこパチスロ版権」という名の一大コンテンツ産業

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ぱちんこパチスロと「版権モノ」の切っても切れない関係のすべて

最近ネット上で、「○○の版権が△△(メーカー名)に決まった!?」みたいな話がささやかれています。私はその界隈に身を置いておりますので、業界で噂が流れてきたり、時にはその版権のお手伝いをしたりして何となく情報を知っていたりするので、「スゴイ!なんで知っているの?」と思うこともあれば、「それはガセだな…」と思うこともあります。

本日は、そんな版権モノの作品について書いてみたいと思います。

ぱちんこ・パチスロの版権を提案するのは現場

当たり前の話なのですが、「○○の版権を使ってパチスロやぱちんこを作りたい!」というのは、実際に頭を使い手を動かして開発をしている現場の方々です。多くの場合はその作品が大好きだから提案するという流れですが、「自分が考えたスペックやゲームフローを実現するために、この方向の版権が欲しい」となって、それに合致する版権を取得するようなやり方もあります。

例えば、継続率が高めのスペックの場合は、バトル演出が豊富な漫画やアニメが親和性は高そうです。極端な話、継続率が20%しかなければバトルはほぼ負けますよね?それをゲーム性として落とし込んだとしても、あまり面白くは無さそうです(笑)

 

ただやはり、一番事例として多いのは、最初に挙げた「○○の版権を使ってぱちんこやパチスロを作りたい!」と現場が起案したパターンです。

これは今だから話ができますが、私が前に所属していた会社の新入社員の子が、まだその当時、世の中に出始めたばかりのコンテンツだった「ラブライブ!」でパチンコを作りたい!と話し、企画書を書いて役員に持っていったことがありました。その当時、役員はおろか、現場で働く我々もラブライブというコンテンツは知らない人の方が多かったので、「新人が自分の好きなコンテンツを推してるな~」ぐらいの目で見ていましたし、役員さんたちにも一蹴されていましたが、今考えれば非常に見る目がある新人でした(笑)

これは笑い話ですが、そんな企画書の事なんかとうに忘れたとある役員が、数年後に「ラブライブみたいな大人気コンテンツは早い段階で取りに行かないと、人気になってからだと版権元も許可しない」みたいなことを言っていて失笑した記憶があります(笑)

「エヴァンゲリオンはパチンコのおかげでシリーズの続編を出すことができた」

そんな現場から行う企画提案ですが、晴れて役員承認が出て版権を取得に行っても、NGを喰らうパターンが非常に多いです。一番多いのは「版権元(作者等を含む)がNG」のパターンです。他にも、既に他社に押さえられている、シリーズ連載中はNG(連載終了後はOKになるパターンも)、複数から要望があるので時を見て入札コンペを行うなんてこともあったり、なかったり。

そんな関門を潜り抜けてようやく取得できる版権は、企画提案を行ったほんのごく一部だったりします。ぱちんこやパチスロ化がOKの作品で有名なモノは、殆どの場合は既に多くのメーカーから声がかかっている状態だったりしますし、版権元によっては「遊技機専用のライセンス担当」なんて方がいらっしゃったりします。それだけ、ぱちんこパチスロの版権というのは、一大コンテンツ産業なのです。よく、「エヴァンゲリオンはパチンコのおかげでシリーズの続編を出すことができた」という話が出ますが、あれは100%とは言いませんが、大きな要因となったのは間違いありません。

 

、、、(次回へ続く)

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今回はココまで!次回”中編”は7月17日掲載予定。お楽しみに!

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