※『覆面パチンコ業界人T.,Kの忖度はナシの方向で』過去の連載まとめはコチラから。

世の中には数多くの忖度が溢れています。パチンコ・パチスロ業界も然り。

このコラムは、そんな業界の中心部に身を置く1人の開発者が、色々なしがらみを振り払ってお届けします。

最新機種や人気機種の秘話、メーカー関係者ならではの裏話まで。

もちろん忖度はナシ…の方向で。

やぁ。

T., K. だよ。

唐突ですが、物価高騰の波がガンガン押し寄せている、なんてのが日常のニュースで溢れかえるようになりましたが、皆様はこれをどういうシチュエーションで一番感じてらっしゃます? 私はここ最近「値上がったなあ～」と一番感じるモノがアイドルヲタクとしての主現場のチェキ（推しの子達と写真が撮れる）が1,000円→1,500円になったことです!

まあ私の事例はそこそこ極端なんでしょうけど、パチンコ・スロットを趣味のど真ん中においてらっしゃる（特に未だ4円・20円を主として遊んでる人）においては、これけっこうあるあるなんじゃないか（!?）と思ったりしてます。

ずっとその“価値”を変えない1,000円を、事と場合によっては数分かからずサンドにぶち込み続けることで一日を遊ぶ。喉が渇いて飲むものはホール内の自販機コーヒーのみ。

そりゃ感じませんわな、物価高騰ｗ

この業界はよく“景気変動の効果が遅れてやってくる“なんて言われ方をすることが多いことの一つの理由なのでしょうね、この隔世感ｗ

当然この隔世感と非日常を遊びに行ってるところもあるので、あながち極端な考え方でもないのでしょうけど。

この物価高騰を“出玉”に感じるようになったら、本当にいよいよ趣味として終わる気がして怖い（ただ、きっと「それ」は感じられない）とは思いながら毎日玉を弾いていますｗ

さて、今回のブログは少し早いですが、2024年のお盆商戦（パチンコ）のラインナップと個人的寸評です。

8月5日の新台と言えば、何といっても『e北斗10』と『PガンダムUC2』の2台巨頭が揃う事かなと思います。北斗25,000台＋ガンダムUC2が50,000台（ただしe+P）予定なので、まあ良くも悪くもこの2機種一色になるのは明白かなと。

e北斗10……まあ演出やスペックの細かいところは置いといて、まずこれだけは言いたいのが「なぜ転落タイプを選択したのよ」という所。そこで勝負する意味が分からんです。それこそ近年ではユニコーンにのみ許されたといっても過言ではないスペックに…。

PガンダムUC2……ヘソ賞球ダウンの代わりに突入を10％上げてエッジを効かせた改変。それら以外は基本同じ、と。

eガンダムUC2……いや、久々にeの方が稼働しそうな気配のスペックですね。LTである覚醒ハイパーへの確率や扱い方、出玉力が絶妙に良いと感じます。

楽しみですね～☆