※『覆面パチンコ業界人T.,Kの忖度はナシの方向で』過去の連載まとめはコチラから。
世の中には数多くの忖度が溢れています。パチンコ・パチスロ業界も然り。
このコラムは、そんな業界の中心部に身を置く1人の開発者が、色々なしがらみを振り払ってお届けします。
最新機種や人気機種の秘話、メーカー関係者ならではの裏話まで。
もちろん忖度はナシ…の方向で。
※記事内容はあくまで個人の見解によるもので、編集部とは一切関係ありません。
第52回 ・及第点をしっかり超えた10月スロットの初動!?
やぁ。
T., K. だよ。
今週は10月頭の導入機種データを結構な時間ながめる機会があって、色々見えてきたところというか、感じたところがあったお話をしたいと思います。
おや? どうしたんだい? T., K.さん。
いつものしょうもない枕話無しの真面目トーンですかい?
…と思ったりした方はこのコラムのとても愛すべきヘビー読者様だと思うので、いつもありがとうございますw
ま、たまにはこういう回もありますよってことで。
んで本題なんですが、当然パチンコ・スロットとあるわけなんですが、残念な話、パチンコはもうね語るべきことがないくらいの初動横並びでした…。
まあそれぞれに今後の推移で差は出てくるんでしょうけど、どれにも未来は感じないレベルです。面倒も面倒なので具体的にすら語るに値しません卍
注目すべきはスロットの初動です。
ちょっと個人的な予想との乖離も含まれる結果が出てました。
自分の尺度でいうと、今であれば初動20,000枚をきちんと超えて来るか?(勿論変な赤字実績なしに)が一つのラインなんですが、下記のスマスロ4機種、
『頭文字D2nd』 『一騎当千V』 『鬼武者3』 『今日から俺は』
これらが全て、及第点をしっかり超える22000~23000枚(全国平均)で動いたんですよね~。
これってぶっちゃけ、「豊作」と言ってよい機種数と初動数でして…。
更にこの裏側で既存機にデカい稼働低下が見られなかったら、それは全体稼働を盛り上げる最高の形をこれら機種が呼び込んでいるとも言えます。残念ながら、その辺の数値は追ってないのでどうなのか分かりませんが…。
ぶっちゃけますけど、このラインナップがそれを果たすとは1ミリも予測してませんでしたw パチンコが散々だったことも含めて考えると、いよいよもってスロット>パチンコの時代が本格化しちゃった現れでもあるんだろうなあ~と思います。
「ド頭から抜く」攻撃にまんまとハマった人たち!?
でも、その状況に冷や水を浴びせるようなデータもあります。
それはこの週の粗利ランキングです。
その最上位ワンツーを1位鬼武者3(19,500円)、2位一騎当千V(19,250円)で占めているという事。
あの、新台ですやん? 初週ですやん? 何してんのよってことなんです。
完全に客寄せはスロット市場がけん引していく状況が明確になった中で、そこが稼ぎ頭になっている。そしてその粗利を支えたのは、恐らくですが、これまでのスマスロに脳を焼かれつつある客層。つまりはなんだか難しい(出ない)台だけどもスマスロだしそういうこともあるよね、でホールの「ド頭から抜く」攻撃にまんまと頑張ってしまった人々。
まだ分かりません、抜いても抜いても過去に名を残したレベルの歴史的一流台は動き続けました。この2機種はそうかもしれない。
でもそうじゃなかった場合、多くの「二度と打たない」勢を生み出し、それを遠くから見ていた「あぶねーあんなの打てねえわw」勢に逃げられ、来週以降スピーディーに稼働が失速することになるデータの現れだと分析して頭が痛くなりました…。
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