※『覆面パチンコ業界人T.,Kの忖度はナシの方向で』過去の連載まとめはコチラから。

世の中には数多くの忖度が溢れています。パチンコ・パチスロ業界も然り。

このコラムは、そんな業界の中心部に身を置く1人の開発者が、色々なしがらみを振り払ってお届けします。

最新機種や人気機種の秘話、メーカー関係者ならではの裏話まで。

もちろん忖度はナシ…の方向で。

※記事内容はあくまで個人の見解によるもので、編集部とは一切関係ありません。

やぁ。

T., K. だよ。

この度、パチマガスロマガFREE様が方針転換される関係上、当コラムの連載が最終回となりました。

こういう時の振り返りとかあんまり丁寧じゃないタイプなのですが、流石に他社様から依頼されたお仕事ですので、日付添付してフォルダ管理してました。

なんと2017/12/11が初投稿(載ったのは正確には12/14頃ですかね？)ですので、パチマガスロマガモバイル掲載時代から数えて実に約7年間継続していたということですね。

こんなに続いてのか・・・と、客観視して自分でビックリしてますｗ

”忖度“をしない内容、であることを軸にいろんな角度から、時と場合によって立場を変えた書き方で業界を語って参りましたので実に読みにくいコラムであったと思います。

それでもそんなコラムでも継続的に読んで頂けてた皆様がいらっしゃったからこれまで続けられたと考えると、感謝の気持ちでいっぱいです。

 “色々な立場で”とかきましたが、それこそがこのコラムを通して伝えたかった大きなテーマであります。

私自身が「ユーザー」「メーカー開発/営業」「ホール店長（過去）」「ホール商品本部（過去）」という多面的な経験値がありますので、それを活かしながらなるべく全ての関係者のWINに繋がるバランサーみたいな意見を書かせて頂いておりました。

この業界は実際にこの各所が突出しすぎることなく、一定の範囲内のバランスで調和を取り続けていれば“なんとなく上手くいく”業界であることは私自身ユーザーとして1990年頃から、業界人としては1998年から勤め、連チャン機などの一斉クリーン化・規制と緩和の繰り返し・内規の変容・大震災やコロナとの向き合い方……等々を潜り抜け見てきた結論です。

各立場がその他の立場の人がどう考え、どう行動するのか？そしてほんの一握りだけそこに“優しさ”を持ててるかどうか？が、斜陽といわれたこの業界が再度元気を取り戻すために一番大事なことだと思います。

メーカーは、
「ホールを苦しめる販売方法や台数条件をやりすぎない」

ホールは、
「ユーザーを苦しめすぎる調整をしすぎない」

ホール本部は、
「ホール現場から権限を取り上げ過ぎない」

ユーザーは、
「あこぎなホール/メーカー台で脳死的に負け過ぎない」

最後になりましたが、こんな拙い文章書きでも、ホント書くことは全然好きなのでまたどこかの文字の上で再会できましたら嬉しいなと思います!これまでありがとうございました!