※『覆面パチンコ業界人T.,Kの忖度はナシの方向で』過去の連載まとめはコチラから。

世の中には数多くの忖度が溢れています。パチンコ・パチスロ業界も然り。

このコラムは、そんな業界の中心部に身を置く1人の開発者が、色々なしがらみを振り払ってお届けします。

最新機種や人気機種の秘話、メーカー関係者ならではの裏話まで。

もちろん忖度はナシ…の方向で。

そういや、ここ数年のP機の出玉が中々凄い話題ってのは、当然皆さんもよくご覧になってるかと思います。

勿論、これは6.5号機およびスマスロがまだ本調子でなかった背景でP機を盛り上げたい“戦略”やスマスロ登場以降のパチンコ客のスロットへの流れを食い止めたい思惑などで比較的過剰に宣伝されていた背景はありますが…。

当然嘘を書くわけにもいきませんから、起きている事実ではあるのでしょうけど凡人の俺は自身の経験でそんなことはできませんし、ホールデータで目撃することもほぼ無かったわけですよ。

でもね、とうとうやってやりましたよ！ホールさんが煽ったり、TikTokで動画になってるクラスの連荘出玉！

PエヴァでST23連→特２残保留で引戻して17連を発生させて都合40連(54,000個)！

いやあ、本当にあるんですね…(小並感。)

まあもっとヤベえやつはちらほら見ますけど、俺の限界点はこの辺かなとｗ この勝ち額はありがたくアイドルヲタク資金として溶かさせて頂きます（←）。

そんなこんなで、ホールの状況はどうあれ遊びでバンバン打てる資金作れちゃったので、今回はスマパチ必殺仕置人を比較的多く長く勝負しての打感と展望を書いていこうかなと思います。

ぱちんこ 新・必殺仕置人Ｓ（京楽）…まあ以前も少し取り上げましたっけね？

この機械を語る上でまずはそのハンドルのお話から。

ハンドルについては、初めてエヴァのハンドルを触った時よりは比較的スムーズになじめた感じは好感を持てましたが、そもそも必要だったのか？の入り口に立つなら“別に要らんくね？”が本音です。

疲れない事、や快適である事はパチンコユーザーにとって“長く打つ”動機になりえません。だってギャンブルですもん。※個人の感想です。

それよりなにより、実際に機械を目の前にして、それなりに玉も出る展開に恵まれて強烈に感じちゃったのは“玉の無い事への違和感”です。

なんだろう、スマスロでは“それ”を感じずに比較的スマートに受け入れることが出来たんですけど、メダルと玉でこうも違和感があるのか、と気づいちゃいました。

特にやっぱり払出しですかね？バラバラと出てくる玉が無いことは想定以上に“やってる感”がめちゃくちゃ下がってます。

本来上皿があるスペースががっつり空洞になってて手を置けない＆距離を感じる所にもなんかのめり込めない感があるのかもしれません。

“気持ち悪さ”これって危険ですね。これをフルスペック（1/350・ヘソ1個帰し）では俺は長時間付き合えません。※個人の感想です。

とかなんとか書いてみたものの、導入１週間の動きをみると自分の予想に反して高い支持を得ています。やはり、魅力的なスペックであれば問題ないって事ですかね。

現状、他のスマパチが軒並み不調ですが、仕置人を皮切りにスマパチもスマスロと同様に盛り上がっていって欲しいものです。